ガレッジセール・ゴリ（51）扮するゴリエ（永遠の18歳）が8日、都内で『サンリオピューロランド×ゴリエ ミュージカル〜THE BATTLE OF LOVE〜』の取材会を行った。

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　2000年代にフジテレビ系バラエティー番組『ワンナイR＆R』 で一世を風靡（ふうび）し、『NHK紅白歌合戦』にも出場したゴリエ。2021年に復活すると、瞬く間にTikTokなどで人気を集め、今や子どもたちが“ペコリダンス”を踊っている。

　この日はフジテレビ系『ぽかぽか』出演終わりでの会見参加だったが、交通渋滞のために予定より5分遅れてのスタートとなった。「遅くなりました。ペコリ〜」と謝罪からスタートし、「言い訳じゃないんですけど、このままで来れば時間通り間に合ったんですけど、特殊な訓練を受けていて“頭皮”をはがせるんです。気を抜いてタクシーの中で頭皮をはがしていたら、高速道路が多少混んでおりまして…。隣の部屋で頭皮の植え付けをやって、遅れてしまいました」と説明し、報道陣を笑わせた。

　約18年ぶりのミュージカルに「今回は夢の国、サンリオピューロランドで、ゴリエがミュージカルをやることになりました」と喜ぶ。芸人やタレント、サンリオのキャラクターだけでなく、世界一にもなったチアチームのPLANETSも参加し「ゴリエなので愛とか夢とか希望を表現したい」と意気込む。

　内容について「愛の国のスマイルシティという街があります。そこの市長のゴンザレスがとても悪いやつで、若者から愛とか夢とか希望を取り上げて未来のない街にしようとしています。そんな悪とゴリエが戦って、愛と希望と未来を取り戻す、という非常にわかりやすい内容になっています」とたっぷり説明。

　そして「実際に本物の舞台を見てもらえると、本当に今、言った通りのことしかやりません。『ゴリエ、取材で全部しゃべったんだな』と思ってください。それでも来てください」と呼びかけていた。

　サンリオのキャラクターとのコラボ内容についても、「サンリオの世界的に人気のキャラクター。非常に躊躇する部分があります。欲を言って最初から最後まで出てもらったら、こっちは楽しても大成功。でも、世界のサンリオですから。練習時間とかで長時間の拘束をすると、大人の経済的な関係で吉本興業さんに怒られる可能性がある」と内情をぶっちゃけ。

　「非常にわかりやすいです。ピンポイントで出すと、勘のいい大人はわかると思います。『なるほど！こうすれば練習時間が少なくて済む！』という感動も与えたい。必ず出ます。出ますけど、はっきりとは言えませんが最初と最後に…。あとは内緒です」と、ほぼ内容を言ってしまいっていた。

　最後にゴリエは「実は、ちょっと緊張しています」と今の心境を漏らすも「それをゴリエはプラスに捉えています。緊張するということは成功したいことの現れ。ゴリエは永遠の18歳って言ってます。顔面は油絵みたいに塗りたくったらごまかせるんですけど、首のシワは51歳を物語ってます。関東ローム層のように筋が出てます。51歳で一生懸命、世界的なチアの子に負けないように足を上げると筋が離れてしまいます。そういうものも公にはせずに、外科やはり治療をしながら皆さんに喜んでいただけるパフォーマンスのレベルを保つようにしていますので、楽しみにしてほしいです」と意気込んでいた。

　『サンリオピューロランド×ゴリエ ミュージカル〜THE BATTLE OF LOVE〜』は、丸山礼、桜井美里、横山ミル（てんぐ）、インポッシブル、ジェラードンのアタック西本、かみちぃといったタレントたちのほか、ハローキティ、シナモロール、ハンギョドンといったサンリオのキャラクターが出演する。

　同イベントは、25日に多摩・サンリオピューロランドで開催される。