日本テレビ系情報番組『DayDay.』（月〜金　前9：00）では、あす27日からMCの南海キャンディーズ・山里亮太が夏休みに入ることから、連日ピンチヒッターが登場する。そのトップバッターを同局の水卜麻美アナが務めることが26日、発表された。水卜アナは『ZIP！』から合わせると、合計4時間35分にわたって生放送のMCを務めることになる。

　代打を伝える『DayDay.』公式X（旧ツイッター）を引用する形で、山里は「ちょっと凄すぎちゃうのよ…」と投稿。これに反応する形で、水卜アナは「DayDay乗っ取り作戦」と茶目っ気を交えた返答を行いながらも、改めて次のように思いをしたためた。

　「DayDayの山里さんの代打は、山里さんと仲の良い、縁が深い人たちで、という中で声をかけてもらい、うれしすぎました。仲良くみえない会話ばかりしていたけど（特に午前0時の森で）、恩人です。山里さんにゆっくり休んでもらえるように、肩ぶんまわしていきます」

　水卜アナは元々、山里とオードリー・若林正恭によるユニット「たりないふたり」の大ファンで。そこから派生して、若林と水卜アナが出演する同局系バラエティー『午前0時の森』に、山里が半年に一度“来襲”する度、山里が、若林の“相方”として、同番組で若林とともに番組を行う水卜アナに因縁をつける展開が恒例となっていた。

　そんな関係だけに、『ZIP！』と『DayDay.』の番組間のかけあいも良好。さらに、「たりないふたり」の半生を描いた実話に基づいたドラマ『だが、情熱はある』では、水卜アナがナレーションも務め、ドラマの公式Xでは同作への思いを熱く語っていた。

　「初めてドラマの発表をした日から、奇跡的に立会をさせてもらっていて、その時には想像もしなかったナレーションの仕事を、ありがたいことに任せていただいて、ただこんなプレッシャーに1クール耐えられるのかっていうのもあったんですけど、もともと心からリスペクトしている若林さん、山里さんの半生を描いたドラマにこういう形で携われたことが、本当に一生の思い出だし、最終回まで見て、改めて、本当に本当にありがとうございましたの一言です」

　こうした思いがあるだけに、かつては『スッキリ』でMCを務めていた“古巣”ともいえる場所に、山里の“代打”として帰ってくることは、水卜アナにとっても感慨もひとしおだろう。あすの放送は、肩をぶん回す水卜アナの様子とともに、夏休み中の山里がどこからか「クローズ！」と幾度となく叫ぶ姿が浮かんできそうだ。