映画監督の岩井俊二氏と音楽プロデューサー・小林武史氏による音楽映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、『キリエのうた』(2023年)の楽曲が、21日に千葉・木更津のKURKKU FIELDSで行われた『円都LIVE』で演奏された。各作品からYEN TOWN BAND(Vo. Chara)、Lily Chou-Chou(Vo. Salyu)、Kyrie(Vo. アイナ・ジ・エンド)が集結する一夜限りの特別ライブで、約2500人の観客を魅了した。
『千葉県誕生150 周年記念事業 百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス』の一環で開催された『円都LIVE』の1番手は、映画『キリエのうた』の主人公・Kyrie。映画の挿入歌「ひとりが好き」や、「名前のない街」などをダンスも交えて披露した。
続いて、『リリイ・シュシュのすべて』より、Lily Chou-Chouが登場。Salyuは「回復する傷」「グライド」などを圧倒的な歌唱力で歌い上げ、会場を魅了する。
そして、『スワロウテイル』よりYEN TOWN BANDが登場。ボーカルのグリコ(Chara)は主題歌「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」など計8曲を披露。楽曲中にステージを降りるパフォーマンスなどでも大いに盛り上げた。
終盤には再び登場したKyrieが、『キリエのうた』主題歌の「キリエ・憐れみの讃歌」を熱唱。この日最大の盛り上がりでスペシャルライブを締めくくった。
Charaは「以前、KURKKU FIELDSで(ライブを)やった時はコロナ禍ということもあり、規制があって、声が出せなかったりと限られていましたが、今日は『アイナかわいい!』とか言えるし、それぞれの演出があってよかったです」とコメント。
Salyuは「高校時代の憧れのボーカリストCharaさん、そして子どもの頃に見たすばらしい映画の独創的な世界観を作ったチームの最新作で本当にすばらしいキリエちゃんを演じたアイナ・ジ・エンドさんを見て、(『リリィ・シュシュのすべて』に参加していた)当時を思い出しました。長い時間軸の中に私もいさせていただいていることすごく光栄でした」と喜んだ。
アイナ・ジ・エンドは「死ぬ前の夢かな、実感がないです。ありがたいとしか言いようがないです。Charaさんの後にステージに出るのは足がガクガクで『帰りたい!』って一瞬なりました(笑)」と本音を漏らしつつ、「小林さん、岩井さんをはじめ全ての人に愛を教えてもらいました」と感謝した。
小林氏は「3作品の時間軸が離れている映画が一つにつながった奇跡的な夜になりました。最高でした」と感慨深げ。岩井監督は「こんな時がやってくるのかとなんか感無量としか言いようがないです。地道に頑張っていたら、こんなご褒美をもらえる日が来るんだなと思いました」と感激していた。
『円都LIVE』の模様は、12月にU-NEXTで配信される。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
『千葉県誕生150 周年記念事業 百年後芸術祭〜環境と欲望〜内房総アートフェス』の一環で開催された『円都LIVE』の1番手は、映画『キリエのうた』の主人公・Kyrie。映画の挿入歌「ひとりが好き」や、「名前のない街」などをダンスも交えて披露した。
続いて、『リリイ・シュシュのすべて』より、Lily Chou-Chouが登場。Salyuは「回復する傷」「グライド」などを圧倒的な歌唱力で歌い上げ、会場を魅了する。
そして、『スワロウテイル』よりYEN TOWN BANDが登場。ボーカルのグリコ(Chara)は主題歌「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」など計8曲を披露。楽曲中にステージを降りるパフォーマンスなどでも大いに盛り上げた。
終盤には再び登場したKyrieが、『キリエのうた』主題歌の「キリエ・憐れみの讃歌」を熱唱。この日最大の盛り上がりでスペシャルライブを締めくくった。
Charaは「以前、KURKKU FIELDSで(ライブを)やった時はコロナ禍ということもあり、規制があって、声が出せなかったりと限られていましたが、今日は『アイナかわいい!』とか言えるし、それぞれの演出があってよかったです」とコメント。
Salyuは「高校時代の憧れのボーカリストCharaさん、そして子どもの頃に見たすばらしい映画の独創的な世界観を作ったチームの最新作で本当にすばらしいキリエちゃんを演じたアイナ・ジ・エンドさんを見て、(『リリィ・シュシュのすべて』に参加していた)当時を思い出しました。長い時間軸の中に私もいさせていただいていることすごく光栄でした」と喜んだ。
アイナ・ジ・エンドは「死ぬ前の夢かな、実感がないです。ありがたいとしか言いようがないです。Charaさんの後にステージに出るのは足がガクガクで『帰りたい!』って一瞬なりました(笑)」と本音を漏らしつつ、「小林さん、岩井さんをはじめ全ての人に愛を教えてもらいました」と感謝した。
小林氏は「3作品の時間軸が離れている映画が一つにつながった奇跡的な夜になりました。最高でした」と感慨深げ。岩井監督は「こんな時がやってくるのかとなんか感無量としか言いようがないです。地道に頑張っていたら、こんなご褒美をもらえる日が来るんだなと思いました」と感激していた。
『円都LIVE』の模様は、12月にU-NEXTで配信される。
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2023/10/23