アイドルグループ・AKB48の柏木由紀（32）が20日、東京・日本武道館3days初日『MX まつり AKB48 62nd シングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート〜古参も新規も大集合！なんでもありのAKBでっせスペシャル〜』公演で、グループからの卒業を発表した。AKB48史上初の30代メンバー“ゆきりん”が、キャリア17年目でついに決断した。終演後には、事前に収録していた卒業発表についての動画を自身のYouTubeチャンネルで公開した。

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　公演では、ライブ終盤のMCで「私、柏木由紀はAKB48を卒業しようと思います」と発表。会場が「エエエー」と、どよめきに包まれると、「まあ、そろそろかなと、思ってた方もね、メンバーもいたと思うんですけど、やっとこう、卒業する決心がつきました」と伝えていた。

　動画では、「なかなかコンサートとかではそんなに長くしゃべったりできないので、ちょっとこのYouTubeでも動画あげようかなと思っています」と卒業の理由を詳しく言及。卒業を考えたことは今までも何回もあったというが「卒業に向けてそろそろ動いていこうかなとか考えたのは今年の頭ぐらい」と明かした。

　そして「本当に何が嫌でとか、そういうマイナスな理由は本当に一個もなくって、本当にAKB48が好きで、いれるならずっといれたかもしれない」といいつつも「シンプルに32歳になって、人生の半分以上AKBにいて。後輩がたくさん入ってきて一緒に活動している中でやっぱりAKBをどんどん新しくっていう思いがある。私がいることで邪魔になるということでもないですが、私が卒業したらもっとみんなのびのびしたり、なんか変わっていくだろうな、スッキリするだろうな」と胸の内を明かした。

　続けて「でもやっぱアイドルっていうところに関してはすごく好きなお仕事ですし、歌ったり踊ったりってことは続けたい。AKB48をやめたからアイドルじゃなくなるとか、歌わなくなるとかそういうことじゃないし、今やってるお仕事は変わらず、ただの“柏木由紀”としてやってみる人生も歩んでみたいと思った」と今後についても言及しつつ、卒業に踏み切ったきっかけを語った。

　最後には「AKB48に感謝しかない」といい「本当にここまでめちゃくちゃ甘えたなと思います。グループにもメンバーにもファンの方にも、ここまでいさせてもらって本当にありがたいなって思いますし、自分のタイミングで卒業させてもらえるってのも、本当に感謝しかないので、残りもAKB48として暴れまくります！一番長く今のところいましたし、最年長までいて、もう十分走ってきました。残りも楽しくAKB48としての活動を続けていきたいなと思います」と決意を込めた。

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