歌舞伎俳優の市川團十郎白猿が11日、都内で開催された『當る辰歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』の取材会に出席した。
京都・南座では、京の年中行事『吉例顔見世興行』(12月1日〜24日)として、十三代目市川團十郎白猿襲名披露と、八代目市川新之助初舞台の公演を行う。昼の部は、新之助の初舞台として『外郎売』、襲名披露狂言として團十郎とぼたん親子が共演する『男伊達花廓』などを上演。そして夜の部は、襲名披露『口上』と襲名披露狂言の『助六由縁江戸桜』などが並ぶ。
長男・新之助の初舞台、長女・ぼたんとの親子共演などに触れ、團十郎は子どもたちの成長への驚きを語った。まず「ぼたんから話すと、『歌舞伎の世界で生きていけないのかもしれない』という意識はずっとある」とし、「昨年12月の『團十郎娘』で、女性が主演を務めるのは60年ぶり。そうやって女の子でも活躍できるという希望を持ちながら、実績を積み重ねてきた。同時に、現実を見る力も備わってきたと思う」と私見を伝えた。
ぼたんは米映画「ザ・クリエイター/創造者」(ギャレス・エドワーズ監督、10月20日公開)の日本語吹き替え版で、超進化型AIの少女・アルフィーの吹き替えを担当。オーディションで同役を勝ち取ったことも話題となったが、團十郎は「字幕版の映画を見に行って、『こんなお役を彼女がやらせていただくのか』と楽しみになりました」と父の顔。続けて、「確実に実力で上がってきている」と賛辞を送りながら、「市川ぼたんさんは…」としっかり敬称をつけ「周りへの気の配り方や人間性など、私の勝てるところはもうない」と笑顔を見せた。
一方「勸玄くん(新之助)は特化した成長の仕方をしている」とし、「自分一人で『外郎売』をやったことは彼にとって大きな成長だったと思う」と歌舞伎座公演を回顧。その後「博多座でやった『外郎売』では見事な成長を遂げていた。周りの先輩方もそうおっしゃってくださっているので、親のひいき目ではないと思う」と、昨年史上最年少で新之助が『外郎売』を演じたことを振り返った。
そんな新之助の成長について、團十郎は「1つのものを磨き上げる作業には突出したものがある」と分析。「そういった部分をサポートするのが我々の役目だと思っています」と“師”として真剣なまなざしを向けた。
京都・南座では、京の年中行事『吉例顔見世興行』(12月1日〜24日)として、十三代目市川團十郎白猿襲名披露と、八代目市川新之助初舞台の公演を行う。昼の部は、新之助の初舞台として『外郎売』、襲名披露狂言として團十郎とぼたん親子が共演する『男伊達花廓』などを上演。そして夜の部は、襲名披露『口上』と襲名披露狂言の『助六由縁江戸桜』などが並ぶ。
長男・新之助の初舞台、長女・ぼたんとの親子共演などに触れ、團十郎は子どもたちの成長への驚きを語った。まず「ぼたんから話すと、『歌舞伎の世界で生きていけないのかもしれない』という意識はずっとある」とし、「昨年12月の『團十郎娘』で、女性が主演を務めるのは60年ぶり。そうやって女の子でも活躍できるという希望を持ちながら、実績を積み重ねてきた。同時に、現実を見る力も備わってきたと思う」と私見を伝えた。
一方「勸玄くん(新之助)は特化した成長の仕方をしている」とし、「自分一人で『外郎売』をやったことは彼にとって大きな成長だったと思う」と歌舞伎座公演を回顧。その後「博多座でやった『外郎売』では見事な成長を遂げていた。周りの先輩方もそうおっしゃってくださっているので、親のひいき目ではないと思う」と、昨年史上最年少で新之助が『外郎売』を演じたことを振り返った。
そんな新之助の成長について、團十郎は「1つのものを磨き上げる作業には突出したものがある」と分析。「そういった部分をサポートするのが我々の役目だと思っています」と“師”として真剣なまなざしを向けた。
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2023/10/11