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堂本光一、ジャニー喜多川氏“裏の顔”「絶対許されるものではない」 「すべての活動から身を引く」覚悟と葛藤

 KinKi Kidsの堂本光一が、4日発売の『日経エンタテインメント!』(日経BP)2023年11月号に登場する。連載コラム「エンタテイナーの条件」内で、事務所問題と、そのなかで初日を迎えた舞台『DREAM BOYS』について語っている。

『日経エンタテインメント!』11月号に登場する堂本光一(C)日経BP

『日経エンタテインメント!』11月号に登場する堂本光一(C)日経BP

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 取材は9月中旬に行われた。事務所社長である藤島ジュリー景子氏(当時)が登壇した9月7日の記者会見翌日にブログでも率直な心境を述べていた堂本だが、そこからさらに踏み込んで思いを吐露。「ジャニー喜多川氏の裏の顔は、絶対許されるものではない」と断言する一方、「被害者の方から見えるものと、僕から見えるものとの間に大きな違いがあるなかで『一体何が正しいのか?』と自問する日々が続いている」と、やるせない胸中を明かしている。

 「今の事務所の動きに対して、自分はすべてに肯定的ではありません。『それは違うんじゃない?』と思うこともある。だけど、自分たちの知らないところで多くの物事がどんどん動いていき、複雑化している印象で…」と、その言葉からは戸惑っている様子がうかがえる。今後の事務所の進む方向によっては、自身の進路転換をも考えているようで、その選択肢のひとつとして「すべての活動から身を引く」覚悟があることも明言。そう思うにいたった背景を述べている。

 会見の2日後である、9月9日には演出を担当した『DREAM BOYS』が開幕した。会見のあと、最初に幕を開けた舞台ということで、初日の舞台裏では独特の空気が張り詰めていたという。主演はSnow Manの渡辺翔太、ライバル役はSixTONESの森本慎太郎。2人にとって思い入れの強い作品かつ両者共に帝国劇場で初めてのメインということで、ただでさえ不安がっていたところに事務所問題が降りかかり、彼らはものすごい緊張感に襲われていたのだとか。そんな2人に堂本がかけた言葉とは。

 「今もずっと迷いと葛藤の中にいる」と堂本。30年以上にわたり事務所を支えてきたタレントの1人だが、「改めなければならない思いや考えがある」との言葉に、自身の中で何かが大きく動いている様子がにじむ。

関連写真

  • 『日経エンタテインメント!』11月号に登場する堂本光一(C)日経BP
  • 『日経エンタテインメント!』11月号表紙(C)日経BP

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