有隣堂のアトレ恵比寿店、横浜駅西口ジョイナス店で「アバター書店員」が登場することが29日、発表された。アバター書店員が、実際の書店で展開されるのはこれが初となる。

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　アバター書店員とは、書店員や専門スタッフがアバターとして客と実際に会話しながら、ピッタリの本を見つけてくれる体験型コンテンツ。遠隔地から接客することができ、書店における接客スタッフ確保の問題を解決することができる。今回は初めて、実際の有隣堂書店員がアバター接客を実施する。

　今回は、有隣堂とKADOKAWAが協力し、アバターやAIといった技術で、時間や場所など、さまざまな障害に制約されない新たな雇用のあり方や、地域コミュニティ拠点としての書店の可能性、さらに書店の醍醐味である“偶然の出会い”を、デジタルを使って提案する。

　アトレ恵比寿店で10月5日、横浜駅西口ジョイナス店では10日に行われる。