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実写映画『ゲッターロボ』脚本家が変更 太田垣康男氏が方向性の違いで離脱「残念でなりません」

 漫画『ゲッターロボ』の実写映画(2025年春公開)でストーリー(脚本)を担当する予定だった太田垣康男氏が、企画の脚本から外れることが20日、わかった。太田垣氏が自身のSNS(旧ツイッター)で発表した。

実写版『ゲッターロボ』が2025年に公開予定

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 SNSでは「実写版ゲッターロボ企画の脚本から外れる事になりました。監督との間に生じた方向性の違いを埋める事が出来ず離脱する結果となり残念でなりません。今後はゲッターロボファンの1人として企画の成功を願ってます」と報告。

 映画の脚本は、岡部淳也、太田垣康男、田畑由秋との共作を予定しており、実写特撮経験を多く持つ岡部と、SF・ロボットのシナリオのプロとの共同脚本により、傑作を目指していた。

実写版『ゲッターロボ』が2025年に公開予定

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 プロデューサー・監督・脚本も務める岡部氏も自身のSNSにて「【映画【ゲッターロボ】脚本体制の変更について】」と題して、「この度、実写版『ゲッターロボ』の脚本開発におきまして、新たなゲッターワールドの創作を望まれる太田垣康男先生に対し、監督である私が望む原作漫画【石川賢】版に準拠した方向性の違いから、今後の脚本作業は岡部淳也がメインとなり、脚本協力として田畑由秋先生の2名体制で行います。また年内には、新たなる脚本家の参加を予定しております」と説明。

実写版『ゲッターロボ』が2025年に公開予定

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 「卓越したストーリーテラーである太田垣康男先生の離脱は、皆様のご期待を損ねるニュースだと理解しております。しかし、原作漫画【石川賢】版に準拠した脚本の実現。石川賢魂を如何に実写化することが私の理想です。実写版『ゲッターロボ』を傑作として成立出来るよう、より一層尽力致します。何卒宜しくお願い申し上げます」と伝えた。

実写版『ゲッターロボ』が2025年に公開予定

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 『ゲッターロボ』は、1974年(昭和49年)〜1975年(昭和50年)に、永井豪と石川賢による原作の「週刊少年サンデー」連載の漫画、およびフジテレビ系で放送されたアニメ作品。合体・要素を組み込んだ元祖と呼ばれる、巨大ロボット作品の金字塔として知られている。

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 実写映画については、漫画『ゲッターロボ』誕生50周年を記念して制作される、初の実写映画化の企画として2023年4月に発表。テレビアニメ版は低年齢層も鑑賞可能な勧善懲悪な内容だったが、石川賢の連載では、バイオレンスでハードな展開となっており、現在も熱狂的ファンに支持されている。

 プロデューサー・監督・脚本は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」「キャット・シット・ワン」「ブレイブストーム」「ZVP(座頭市 VS プレデター)」等を手掛けた岡部淳也が担当。永井豪&石川賢【漫画版ゲッターロボ】の持つアウトロー、バイオレンス、アクションを現代的にアレンジした『ゲッターロボ 』の実写化を目指していた。

 また、パイロット映像制作を目的としたクラウドファンディングを実施。【漫画版ゲッターロボ】には、魅力的では有るが難易度が極めて高いビジュアルイメージが数多く存在するため、それらをベストに映像化する為、国内&海外のクリエイターを交えた特撮・VFXのビジュアル試作、テスト映像計画を構想していた。

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