少女漫画『君に届け』(椎名軽穂・著/集英社刊)の展覧会『君に届け展“すき”のちから』オープニングイベントが20日、東京・松屋銀座で行われ、アニメ&ドラマでそれぞれ主人公の爽子を演じた声優の能登麻美子と俳優の南沙良が登場した。
本展は、爽子をはじめとした個性あふれるキャラクターたちのさまざまな“すき”のかたちを、名シーンの直筆原画、貴重な創作資料の数々を含め、総数300点以上の展示で紹介し、『君に届け』の魅力を存分に味わえる。きょう20日から10月2日まで東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催される。
一足先に同展を体験した能登は「原作の持つ“やさしさ”や“きらめき”が会場全体に詰まっていて感動しました。特に印象深かったのは、プロットやメモなど先生の創作の過程が展示されているのと、きらめきが詰まったプリズムの演出が非常に印象的でした」と声を弾ませる。
南も「プリズムが一番好きかも」と同意しつつ「爽子が告白するのをみんなが背中を押してくる言葉が並んでいる通路も素敵でした」とにっこり。
また、それぞれ爽子を演じる上で意識したことを問われると、アニメ版で声を担当した能登は「風早君のセリフで、『暗く見えるかもしれないけど、とても前向きでポジティブシンキングなんだ』という言葉が印象に残っていて、それを根っこに演じていました」と明かす。
一方、ドラマ版で爽子を演じた南は、学生時代から原作を購入して読んでいたほどの大ファンということもあり「大丈夫かなと不安な思いもありましたが、オファーには純粋にうれしかったですし、いい作品にしたいという思いはありました」と振り返った。
また、南は能登が演じた爽子の声にも影響を受けたそうで「私は声が結構低いので、能登さんの声にちょっと寄せて声を高くしながら演じていました」と打ち明けた。それを受け能登も「ドラマを拝見しまして、仕草や声のトーンなど『本当に爽子ちゃんがそこにいる』と思った」と話すと、南も「本当にうれしいです!」と喜びを語った。
『君に届け』は2006年〜17年まで「別冊マーガレット」で連載された。主人公・黒沼爽子とクラスメイトの風早翔太を中心に、友情・恋愛・進路などを通して登場人物たちが成長していく姿を丁寧に描いた青春ラブストーリー。シリーズ累計発行部数は3600万部を突破しており、テレビアニメ第1期が2009年〜10年、第2期が11年に放送され、24年には13年ぶりに第3期が制作されることが決定している。さらに2010年には多部未華子、三浦春馬のW主演で実写映画化、今年3月には実写ドラマ化もされ南と鈴鹿央士が出演した。
本展は、爽子をはじめとした個性あふれるキャラクターたちのさまざまな“すき”のかたちを、名シーンの直筆原画、貴重な創作資料の数々を含め、総数300点以上の展示で紹介し、『君に届け』の魅力を存分に味わえる。きょう20日から10月2日まで東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催される。
一足先に同展を体験した能登は「原作の持つ“やさしさ”や“きらめき”が会場全体に詰まっていて感動しました。特に印象深かったのは、プロットやメモなど先生の創作の過程が展示されているのと、きらめきが詰まったプリズムの演出が非常に印象的でした」と声を弾ませる。
南も「プリズムが一番好きかも」と同意しつつ「爽子が告白するのをみんなが背中を押してくる言葉が並んでいる通路も素敵でした」とにっこり。
また、それぞれ爽子を演じる上で意識したことを問われると、アニメ版で声を担当した能登は「風早君のセリフで、『暗く見えるかもしれないけど、とても前向きでポジティブシンキングなんだ』という言葉が印象に残っていて、それを根っこに演じていました」と明かす。
一方、ドラマ版で爽子を演じた南は、学生時代から原作を購入して読んでいたほどの大ファンということもあり「大丈夫かなと不安な思いもありましたが、オファーには純粋にうれしかったですし、いい作品にしたいという思いはありました」と振り返った。
また、南は能登が演じた爽子の声にも影響を受けたそうで「私は声が結構低いので、能登さんの声にちょっと寄せて声を高くしながら演じていました」と打ち明けた。それを受け能登も「ドラマを拝見しまして、仕草や声のトーンなど『本当に爽子ちゃんがそこにいる』と思った」と話すと、南も「本当にうれしいです!」と喜びを語った。
『君に届け』は2006年〜17年まで「別冊マーガレット」で連載された。主人公・黒沼爽子とクラスメイトの風早翔太を中心に、友情・恋愛・進路などを通して登場人物たちが成長していく姿を丁寧に描いた青春ラブストーリー。シリーズ累計発行部数は3600万部を突破しており、テレビアニメ第1期が2009年〜10年、第2期が11年に放送され、24年には13年ぶりに第3期が制作されることが決定している。さらに2010年には多部未華子、三浦春馬のW主演で実写映画化、今年3月には実写ドラマ化もされ南と鈴鹿央士が出演した。
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2023/09/20