宮崎・都城市に本社を置く焼酎メーカー「霧島酒造」が12日、都内で新商品「本格麦焼酎 霧島ほろる」と「本格米焼酎 霧島するる」(13日発売)の発表会を開催した。同社が芋焼酎以外の新商品を発売するのは22年ぶりとなる。
同社は1998年に発売した「黒霧島」以降は芋焼酎の製造に注力しつつ、2000年には米焼酎「花懐石」、2001年には麦焼酎「霧極」といった商品も販売してきた。近年は「サツマイモ基腐病」の蔓延によって原料の確保が困難になり、今回イモ以外を原料にした焼酎の新開発に踏み切った。
コンセプトの検討や試作研究期間を含め、開発に要した時間は約5年。「ふわり玄米」の米麹や、あじさいの花から採取した独自開発の酵母などを使い、麦焼酎「霧島ほろる」と米焼酎「霧島するる」の2商品が完成した。
同社代表取締役専務の江夏拓三氏は、「一生懸命コロナの間に研究してくれた」と同社企画室と研究室の社員に感謝し、「“ほろる、するる”と飲める。商品名通りの舌ざわりが実現できた」「舌ざわりが違う。優しい舌ざわりで、こんな米・麦は今までなかった。革命だと思う」と自信をのぞかせた。
マーケティングを徹底し、味わいや舌ざわりはもちろん、パッケージデザインなどにもこだわった。江夏氏は「若い人たちのアルコール離れが確実に起きている」と危惧しながらも、「だからこそ、おいしいお酒を作ろう。また流れを引き戻そう」と新商品での“革命”に意気込んだ。
発表会では、俳優の松坂桃李を起用した新CM『霧島ほろる 不思議な森篇 味わい』『霧島するる 不思議な森篇 飲み感』もお披露目。松坂もゲストとして出席し、トークを行った。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
同社は1998年に発売した「黒霧島」以降は芋焼酎の製造に注力しつつ、2000年には米焼酎「花懐石」、2001年には麦焼酎「霧極」といった商品も販売してきた。近年は「サツマイモ基腐病」の蔓延によって原料の確保が困難になり、今回イモ以外を原料にした焼酎の新開発に踏み切った。
コンセプトの検討や試作研究期間を含め、開発に要した時間は約5年。「ふわり玄米」の米麹や、あじさいの花から採取した独自開発の酵母などを使い、麦焼酎「霧島ほろる」と米焼酎「霧島するる」の2商品が完成した。
同社代表取締役専務の江夏拓三氏は、「一生懸命コロナの間に研究してくれた」と同社企画室と研究室の社員に感謝し、「“ほろる、するる”と飲める。商品名通りの舌ざわりが実現できた」「舌ざわりが違う。優しい舌ざわりで、こんな米・麦は今までなかった。革命だと思う」と自信をのぞかせた。
マーケティングを徹底し、味わいや舌ざわりはもちろん、パッケージデザインなどにもこだわった。江夏氏は「若い人たちのアルコール離れが確実に起きている」と危惧しながらも、「だからこそ、おいしいお酒を作ろう。また流れを引き戻そう」と新商品での“革命”に意気込んだ。
発表会では、俳優の松坂桃李を起用した新CM『霧島ほろる 不思議な森篇 味わい』『霧島するる 不思議な森篇 飲み感』もお披露目。松坂もゲストとして出席し、トークを行った。
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2023/09/12