俳優の的場浩司、福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)、駒井蓮が8日、浜松町の自由劇場で行われた舞台『銀河鉄道の父』のゲネプロ前取材会に参加した。
2020年以来年ぶりの再演となる今回、宮沢賢治の父・政次郎役で主演の的場が続投。新キャストとして、宮沢賢治役の福田、宮沢トシ役の駒井が加わった。
的場は「今の時代では、たぶんそこまで珍しくない父親なのかな。明治、大正、昭和の初期のころでは珍しい子煩悩で子どものために自分の人生を懸けた父親。悠太と蓮がけいこ中から生意気で(笑)。自分の息子、娘を見ているような感じになっています」と振り返った。
福田は「ふぉ〜ゆ〜のメンバーからは『福ちゃん』と呼ばれているんですけど、この現場では的場さんから『悠太』と呼ばれておりまして。本当に父親のように思っています」とにっこり。役作りのため宮沢賢治について熱心に調べた。「自由奔放、理想主義、文豪、童話を書いた宮沢賢治なんですけど、この作品では政次郎、息子との家族愛とかを濃く描いている。宮沢賢治をたくさん勉強して、今の僕に宮沢賢治のことを聞いたらなんでも答えられる。そういう仕事があったらお願いします」と自信満々にアピール。報道陣はややウケだったが、福田は「割れんばかりの笑い声が聞こえます」とニヤリとし、的場から「失笑っていうんだよ」とツッコまれていた。
その後にマイクを握った駒井は苦笑いを浮かべるばかり。的場から「ごめんな。父親とアニキがバカで」と謝罪して笑いが広がった。駒井は「宮沢トシは当時の女性としては珍しい意見を持った賢い人。賢治お兄ちゃんの才能を固く信じている愛にあふれた人だなと思います」とアピールしていた。
ゲネプロの日を迎え、的場は「かなり鍛えられた。やっと幕が上がって鍛えられたお芝居を観ていただけると思うとワクワクしています」と自信にあふれる。再演であるため、けいこ開始直後から通しだったが、福田は「しかも本気通しだった」と驚くと、的場も「(福田も)すごかった。台本持ってなかったじゃん」と称える。にんまりの福田は「もっと大きな声で褒めてください」と、マイクを向けられた的場は息ぴったりにささやき声で返答。会場は爆笑に包まれていた。
あす9日から16日まで自由劇場にて上演。第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説を舞台化。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした家族愛を描く。
2020年以来年ぶりの再演となる今回、宮沢賢治の父・政次郎役で主演の的場が続投。新キャストとして、宮沢賢治役の福田、宮沢トシ役の駒井が加わった。
的場は「今の時代では、たぶんそこまで珍しくない父親なのかな。明治、大正、昭和の初期のころでは珍しい子煩悩で子どものために自分の人生を懸けた父親。悠太と蓮がけいこ中から生意気で(笑)。自分の息子、娘を見ているような感じになっています」と振り返った。
福田は「ふぉ〜ゆ〜のメンバーからは『福ちゃん』と呼ばれているんですけど、この現場では的場さんから『悠太』と呼ばれておりまして。本当に父親のように思っています」とにっこり。役作りのため宮沢賢治について熱心に調べた。「自由奔放、理想主義、文豪、童話を書いた宮沢賢治なんですけど、この作品では政次郎、息子との家族愛とかを濃く描いている。宮沢賢治をたくさん勉強して、今の僕に宮沢賢治のことを聞いたらなんでも答えられる。そういう仕事があったらお願いします」と自信満々にアピール。報道陣はややウケだったが、福田は「割れんばかりの笑い声が聞こえます」とニヤリとし、的場から「失笑っていうんだよ」とツッコまれていた。
その後にマイクを握った駒井は苦笑いを浮かべるばかり。的場から「ごめんな。父親とアニキがバカで」と謝罪して笑いが広がった。駒井は「宮沢トシは当時の女性としては珍しい意見を持った賢い人。賢治お兄ちゃんの才能を固く信じている愛にあふれた人だなと思います」とアピールしていた。
ゲネプロの日を迎え、的場は「かなり鍛えられた。やっと幕が上がって鍛えられたお芝居を観ていただけると思うとワクワクしています」と自信にあふれる。再演であるため、けいこ開始直後から通しだったが、福田は「しかも本気通しだった」と驚くと、的場も「(福田も)すごかった。台本持ってなかったじゃん」と称える。にんまりの福田は「もっと大きな声で褒めてください」と、マイクを向けられた的場は息ぴったりにささやき声で返答。会場は爆笑に包まれていた。
あす9日から16日まで自由劇場にて上演。第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説を舞台化。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした家族愛を描く。
このニュースの流れをチェック
コメントする・見る
2023/09/09