人気グループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔がこのほど、都内で行われたPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよさらば』の初日前会見に出席。写真撮影ではキュートな猫ポーズを披露し、自身が演じる記憶のない猫「ヨゴロウザ」について語った。

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　初日を迎える問われた中島は、ピンマイクがセットされていることを忘れ、ハンドマイクを探してキョロキョロ。共演者に指摘されると、「あ、ごめんなさい。素人みたいな。すみません」と顔を赤らめるというお茶目な一面で、会場を和ませた。

　そんな中島の行動に笑顔を見せる共演キャストを見わたした中島は「いよいよだなと思う期待感と緊張感がありますが、安心してできる和気あいあいとしたチームワークはでき上がっているので、何があっても大丈夫だなと身を任せてやりたいと思います」と初日開幕に向けて意気込んだ。

　同作は、上野瞭氏が1982年に理論社より出版した児童文学の傑作を舞台化。記憶のない猫「ヨゴロウザ」と隻眼（せきがん）の猫「片目」がたどる苦難と喜びに満ちた物語を描く。中島が「ヨゴロウザ」、初共演となる俳優・柄本時生が「片目」を演じる。

　中島は「ヨゴロウザ」について「記憶をなくして、自分が何者なのかわからず、模索している中で、それぞれの野良猫に翻弄されていく。ところどころ洞察力がすごい部分もある」と説明し、「この役で何かをつかめたらいいな」と力を込めた。

　会見には、中島と柄本のほか、音月桂、忍成修吾、石田佳央、一ノ瀬ワタル、屋比久知奈、中村梅雀、蓬莱竜太も出席。同公演は、9月9日から東京・PARCO劇場、10月4日から大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。