俳優の芳根京子（26）が、東京・上野の森美術館と大阪中之島美術館で行われる展覧会『モネ 連作の情景』の音声ナビゲーターに就任することが6日、発表された。これを受けて、芳根は取材会に参加し、意気込みを語った。

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　『モネ 連作の情景』は、クロード・モネの代表作60点以上が一堂に会す展覧会で“モネ100%”の内容となる。上野の森美術館で10月20日から2024年1月28日まで、大阪中之島美術館で2月10日から5月6日まで開催される。

　芳根は「正直、アートに詳しいわけじゃない」と不安げな表情を見せつつ、「私の母が美大出身ということもあり、母と一緒に美術館に行く機会はあったので、もっと触れたい気持ちはあり、今回、飛び込ませていただきました。私のように詳しくはないけれど、興味がある方に足を運んでいただくきっかけのひとつになるとうれしいです」と力を込めた。

　芳根は、11月11日フジテレビにて放送予定の特別番組の撮影のため、モネの活動の中心地・フランスを訪れたという。モネの名作が生まれた庭も見学したそうで「一見すごく派手なわけではないけれど、美しいという不思議な気持ちになりました」と振り返った。そして「たった4日間で人生が豊かになった気がします」と語った。

　音声ガイドはまだ収録していないそうで「初めての音声ガイドなので、とにかく見ている方のお邪魔にならず、寄り添えるガイドを心がけたいと思います」と気合十分。「触れたことがない方も絵を見て、ガイドを聞いて、『モネ、好きだな』と思っていただきたいです。フランスに行った私だからできる表現ができればと思います」と意気込んだ。