シンガー・ソングライターの佐野元春が3日、東京国際フォーラム ホールAで全国ツアー『今、何処TOUR2023』(全15公演)の東京公演を開催した。アンコールでは、リスペクトする大瀧詠一さんをはじめ、亡くなったミュージシャン仲間・PANTAさん、忌野清志郎さん、坂本龍一さんを哀悼しつつも、代表曲を披露して観客を熱狂させた。 5000人の観客の割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた佐野は「みんなとてもいい感じに見えます!」と喜び、最上段まで埋まった客席を感慨深げに見渡すと「これからも、いい曲、いい音楽をブチあげて行きます」と宣言した。 昨年7月にリリースした最新アルバム『今、何処』のほぼ全曲を披露。演奏、音響、照明、映像を駆使し、巨大なアート表現とロックショーが繰り広げられた。ツアー中のため詳細なレポートは控えるものの、『今、何処』の少し前に配信リリースしたアルバム『ENTERTAINMENT!』(昨年4月)からの楽曲や、コヨーテバンド時代の曲も演奏し、観客を魅了した。

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  • 全国ツアーの東京公演を開催した佐野元春 Photo by アライテツヤ/(C) Daisy Music
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