タレントの足立梨花（30）、ボーカル＆手話パフォーマー「HANDSIGN」のTATSU（年齢非公表）夫妻が30日、東京・とっとり・おかやま新橋館で行われた『食パラダイス鳥取県カーニバル』首都圏メディア発表会に参加。6月に結婚後2人でのイベント参加は初となった。

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　イベントではサプライズで鳥取県の名産である梨から“梨の花”のブーケが平井伸治鳥取県知事から贈られた。平井知事から「お2人もご家庭で梨だけにペアーで楽しんで」とダジャレで祝福された。

　初の夫婦共演イベント参加を終え、梨応援大使にもなった足立は「夫婦で一緒に何かすることができて、スゴくうれしい気持ちでいっぱいです。しかも、私の名前にも入っている梨だったり、おばあちゃんが鳥取県米子出身、（TATSUは）10年前から鳥取県に行っていたりと縁のある鳥取県で大使をすることができてうれしいです」と笑顔。TATSUも「今まで梨花ちゃんと仕事というのはイベントの仕事が多かった。鳥取県の食のPRをさせていただけてうれしい。梨花ちゃんは、まさに“梨”。今までピーチ姫と呼んでいたんですけど、これからは梨姫と呼べれば」と朗らかに語った。

　イベント共演の感想を問われると足立は「不思議な気持ちだよね」と照れ笑い。TATSUは手話で心境を問われると「うれしい」とオーソドックスに表現。足立から「スゴい普通（笑）。準備してなかったね〜」とイジられ、TATSUは「やめて！恥ずかしいから！」と赤面していた。

　また、内容に合わせてパラダイスな気分になった瞬間もトーク。足立は「『ホリプロタレントスカウトキャラバン』のグランプリの時が…。あっ。違う。結婚した時が！婚姻届を出した時がパラダイスです」と冗談めかしてトークして笑わせた。TATSUも「プロポーズをした時、それまでに結構なサプライズを仕込んでいた。サプライズした時に梨花ちゃんが泣いてくれてパラダイスだなって思いました」とほっこりエピソードを披露した。

　最後に結婚してからの変化も。TATSUは「すっごい、いろんなことを全部やってくれちゃう。鳥取でラクダに乗ったことはないんですけど、楽だなって思います」と得意のダジャレを交えてトーク。足立は「私も結婚しても変わらず、いろいろやってもらっている実感があります。結婚してからの方が、もっとお願いごとをできるようになった。ペットボトルのフタを開けてほしいとか（笑）。小さいことですけど、今も気を使って見てくれている。ちゃんと私のことを見てくださっている。すごく楽しく。2ヶ月しか経っていないの、あれですけど」とのろけていた。

　鳥取県は、今年度から「食パラダイス鳥取県」と名乗る。9月1日よりベニズワイガニ漁解禁に合わせ、毎年恒例の『蟹取県ウェルカニキャンペーン』がスタートすることからメディア発表会を実施。祖母が鳥取出身の足立と、手話の聖地鳥取県での「とっとり手話フェス」の総合プロデュースをしているHANDSIGNのTATSUという鳥取県に縁ある2人がゲストとして参加した。

　足立は、HANDSIGNの代表曲「僕が君の耳になる」（2017年）のミュージックビデオ（MV）に出演。21年に同MVがYouTubeで1000万回再生を達成した記念で行った取材会でTATSUと再会し、昨年8月開催のHANDSIGNが主催した『夏フェス×手話』で共演後、交際に発展した。結婚当日、「手話と声を通して聞こえる人にも聞こえない人にも自分たちで届けたい」という思いから、手話通訳が同席する形で結婚会見を行っていた。