タレントの伊集院光が28日、東京都庁第一本庁舎で行われた「こどもスマイルムーブメント」のアンバサダー就任式に出席した。小池百合子都知事から“アンバサダー”に任命され、そうそうたる顔ぶれの中で意気込みを語った。
東京都では、「チルドレンファースト」の社会の実現に向けて子供を大切にする気運を一層高めるため、企業、NPO、学校、区市町村など幅広い主体と連携しながら、官民一体のアクション「こどもスマイルムーブメント」を2021年より推進している。
すでに1400以上の企業や団体が参画している本ムーブメントだが、取り組みについてさらに広く周知するべく、今回アンバサダーを選出。伊集院のほか、村山輝星、ハラミちゃん、尾木直樹氏、野口聡一氏、侍ジャパン前監督の栗山英樹氏、パラトライアスロンの谷真海選手、ソニーグループのシニアアドバイザー・平井一夫氏が就任した。
任命状を受け取り、伊集院は「このお話をいただき、ほかの顔ぶれを見たときに、「僕で良いのか」と不安になった」と当時の心境を告白。「僕は子育てをしていないし、登校拒否になって学校をやめて、なんとなく今ここにいるわけですから」と理由も添えた。
しかし「こうやって任命され、自分がここに選ばれた理由もわかった気がする」といい、「何らかの理由で笑顔が一度絶えてしまった子に、もう一度笑ってもらえるようにすること」を自らの使命だと宣言。続けて「(任命されたほかの)みんなほどの活躍はできないかもしれません。だけど、みんなが見えないところが見えるかもしれない」と力を込めた。
その後、一般公募で選ばれた「こども記者」からの質問に応える場面も。小学5年生の肥田木さんからは、「大人の人には憧れるけど、怒っているときはこわい。大人にとってこどもはどんな存在ですか?」という難問が投げかけられた。
伊集院は「まず、大人に憧れると聞いてホッとしています」と優しげに言い、「実は大人もこどもに憧れているんです」と回答。そして「肥田木記者はこれから大人になれるけど、僕らはもうこどもになれない。だから大人は、今のこどもが楽しく大人になれるように応援するしかない」と続け、「ときには『がんばれ』と言いすぎて、かえってがんばりにくくしてしまうこともあるんだよね」と語りかけた。
そして「こども時代は経験しているけど、何せ大人になるのは初めてだから。もし『がんばれ』がきついなと思ったら、そのときはしっかり言ってあげてください」と終始笑顔で、かつ真剣に言葉を返した。
東京都では、「チルドレンファースト」の社会の実現に向けて子供を大切にする気運を一層高めるため、企業、NPO、学校、区市町村など幅広い主体と連携しながら、官民一体のアクション「こどもスマイルムーブメント」を2021年より推進している。
すでに1400以上の企業や団体が参画している本ムーブメントだが、取り組みについてさらに広く周知するべく、今回アンバサダーを選出。伊集院のほか、村山輝星、ハラミちゃん、尾木直樹氏、野口聡一氏、侍ジャパン前監督の栗山英樹氏、パラトライアスロンの谷真海選手、ソニーグループのシニアアドバイザー・平井一夫氏が就任した。
任命状を受け取り、伊集院は「このお話をいただき、ほかの顔ぶれを見たときに、「僕で良いのか」と不安になった」と当時の心境を告白。「僕は子育てをしていないし、登校拒否になって学校をやめて、なんとなく今ここにいるわけですから」と理由も添えた。
しかし「こうやって任命され、自分がここに選ばれた理由もわかった気がする」といい、「何らかの理由で笑顔が一度絶えてしまった子に、もう一度笑ってもらえるようにすること」を自らの使命だと宣言。続けて「(任命されたほかの)みんなほどの活躍はできないかもしれません。だけど、みんなが見えないところが見えるかもしれない」と力を込めた。
その後、一般公募で選ばれた「こども記者」からの質問に応える場面も。小学5年生の肥田木さんからは、「大人の人には憧れるけど、怒っているときはこわい。大人にとってこどもはどんな存在ですか?」という難問が投げかけられた。
伊集院は「まず、大人に憧れると聞いてホッとしています」と優しげに言い、「実は大人もこどもに憧れているんです」と回答。そして「肥田木記者はこれから大人になれるけど、僕らはもうこどもになれない。だから大人は、今のこどもが楽しく大人になれるように応援するしかない」と続け、「ときには『がんばれ』と言いすぎて、かえってがんばりにくくしてしまうこともあるんだよね」と語りかけた。
そして「こども時代は経験しているけど、何せ大人になるのは初めてだから。もし『がんばれ』がきついなと思ったら、そのときはしっかり言ってあげてください」と終始笑顔で、かつ真剣に言葉を返した。
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2023/08/28