大阪を拠点に活躍したお笑いコンビ「おかけんた・ゆうた」のおかゆうたさん（本名・井元保則）さんが22日、脳内出血のため大阪市内で死去した。61歳。25日、吉本興業が発表した。

【写真】その他の写真を見る

　訃報を受け、心斎橋筋2丁目劇場や『4時ですよ〜だ』で共演した仲間たちが、それぞれのSNSを通じ、ゆうたさんをしのんだ。当時、非常階段として活躍したシルクは、ダウンタウンを囲む懐かしのショットを添え、別れを惜しんだ。

　ゆうたさんは鹿児島県出身、1981年、吉本新喜劇の人気座員だった岡八郎さんに弟子入り。83年にNSC（吉本総合芸能学院）を1期生として卒業し、八郎さんに弟子入りしたおかけんたとコンビを結成。心斎橋筋2丁目劇場や、ダウンタウンの伝説番組『4時ですよ〜だ』にレギュラー出演し、人気となった。

　『4時ですよ〜だ』終了後は、なんばグランド花月（NGK）など劇場を中心に活動し、97年に「第32回上方漫才大賞」奨励賞、99年に「第34回上方漫才大賞」大賞を受賞した。

■東野幸治　X（旧ツイッター）に投稿
「35年以上前の話なんですが、誰かの弟子でもなければ、NSC出身でもない私に色々声をかけてくれたり、教えてくれたりしました。嬉しかったです。おかゆうたさん本当にありがとうございました。お悔やみ申し上げます」

■リットン調査団・藤原光博　X（旧ツイッター）に投稿
「同い年のゆうた兄さん。若い頃、失礼ながら、『このお兄さん、こんなに毎日おごってくれてお金大丈夫かな？』と思いながらも一緒にお酒を飲ませていただき色々な事を教えてもらった。優しさのかたまりのようなお兄さんだった」

■シルク（当時・非常階段）インスタグラムに投稿
「悲しいお知らせがきました、、岡ゆうたさん、、怒涛の2丁目時代駆け抜けましたね、、どうか安らかに。天国にて、ミヤコがお待ちしております。つい先日岡けんたさんと、お茶したところでした、ご冥福を心よりお祈りいたします」と投稿。