人気グループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が、28日発売のファッション誌『Oggi』10月号に登場し、恋心くすぐるグラフィックデザイナーを熱演する。

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　中島は、人気アイドルや俳優が架空の職業になりきり、読者と秘密の恋を演じる同誌の妄想グラビア連載に登場。8月に30歳の誕生日を迎えた中島が、多くの読者からのラブコールに応えて演じるのは「もしも仕事を依頼したグラフィックデザイナーが中島裕翔だったら…」。妄想膨らむシーンをたっぷり盛り込み、恋心をくすぐるビジネスパートナー役を熱演する。

　設定は、斬新な発想と緻密な仕事ぶりで人気のグラフィックデザイナーで依頼が殺到しているため、引き受けるのは共感・納得した仕事が中心という超売れっ子。ペットフードメーカーで働く“あなた”が、新発売のキャットフードのパッケージデザインを依頼する。新規では仕事を引き受けてもらえないといううわさを聞いて、緊張しながら中島の自宅兼事務所を訪れる。気難しい人と想像していたら、意外にも柔和で爽やかな人で「コーヒーで大丈夫ですか？」と気づかい、手土産で持ってきたタルトに「うま〜！」ってかわいい笑顔を見せる。

　企画に真剣に向き合った後、「熱量が伝わりました」と仕事を引き受けてもらえることに。その後の打ち合わせは予想外の連続。天才ゆえの自由な発想に驚かされ、まるでわがままな猫のようにも映る中島に翻弄（ほんろう）されながら、徐々に2人の距離は縮まっていく。そして、迎えたキャットフードの発売記念パーティ。ひと通りあいさつをして、ひと休みしようと訪れた屋上で中島と遭遇する。

　今回の演技について中島は「グラフィックデザイナーの経験はないですが、どんな職業でも打ち合わせの熱量は変わらないと思うので、そういう雰囲気が出せたらと思いながら演じました」と回想。設定については「猫のように会うたびに印象が違うつかみどころのない人という設定でしたが、僕自身はどちらかというと人懐っこく犬っぽい性格なので、猫の気まぐれで自由奔放な性格に憧れます」と話した。

　今年9月から始まる主演舞台『ひげよ、さらば』では、猫役を演じる。インタビューでは、舞台のこと、30歳を迎えて見えてきた俳優としての境地を語る。デザイナーになりきったスマートカジュアルのファッションも見どころとなっている。