俳優の須賀健太が初めて演出を手がける『劇団「ハイキュー!!」旗揚げ公演』が19日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで初日公演を迎えた。きのう18日には公開ゲネプロと取材会も実施し、須賀、加藤憲史郎(日向翔陽役)、若林星弥(影山飛雄役)、藤林泰也(及川徹役)の4人が報道陣の前でけいこ時のエピソードや今の心境などを語った。
『劇団「ハイキュー!!」』は、古舘春一氏の同名マンガ(集英社)を原作とし、2015年から上演されていたハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の出演キャストたちが、作品への思いを込めて自らを総称していた呼び名。しかし今回、その思いを1つの形に昇華させるべく、同作の初演から7作品にわたって主人公・日向翔陽を演じた須賀を演出家として迎え、新たに劇団「ハイキュー!!」が発足した。
今作が演出家デビュー作品となる須賀は、「お話をいただいたのは1年くらい前なんですが、けいこが始まってからの1ヶ月は本当に目まぐるしくすぎていった」といい、「俳優としてではなく、新しい形で舞台や表現というものに関わらせていただいた時間で、よりお芝居を好きになる瞬間もたくさんありました」としみじみ。
オファーについては「今まで日向翔陽を演じていたからこそ(演出の)お話をいただけたんだと思う」といい、「それが透けて見えたり、僕たちがつないできたバトンを渡せるように。今までと似たような演出にする…とかではなく、根本的に彼らが継いでくれるなにかがあって、そして彼らにしかないものもあって、両方の側面を1つの作品に落とし込むのがベストかなと思っていました」と、演出プランも明かした。
続けて「『演出:須賀健太』というと自分1人でやっているように見えますが、たくさんのキャストやスタッフさんと相談しながら演出を作っていった。それは僕が演じていた時代から変わりません。だからこそ、この演出にたどり着けたんじゃないかと思います」と誇った。
出演キャストについては「“父性”が湧きました」と笑顔も見せた須賀だが、当初は「同じ俳優ですし、今回が初演出ということで、いかに意見を聞いてもらうか…」と不安も感じていたという。結果、「お芝居の話をするときは、意識的に目つきを変えて話すようにした」と俳優らしいノウハウを紹介し、報道陣を驚かせた。
演技指導では「パフォーマンスとしてバレーをどう見せるかという点に関しては、経験者としてアドバイスできたと思う」と自信の表情も見せつつ、上演初日に向けて「開演の瞬間の演出に一番思い入れがあります。今回のお話をいただいた瞬間に思いついて、実現させたいと思っていた演出なんです」とアピール。
最後に「こっち(演者側)に立っていた頃は、『ここを観てください!』っていくらでも言えたんですが、今は言葉が出てこない。僕の大好きな原作の『ハイキュー!!』と、僕が体験した『ハイキュー!!』も含めて、観せたいものが散りばめられた作品になりました。なので、(観どころは)全部です」と力強く語った。
旗揚げ公演は、品川プリンスホテル ステラボールできょう19日から27日まで上演。脚本は伊藤マサミ氏、音楽はハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』も手がけていた和田俊輔と、豪華スタッフ陣が顔をそろえている。
『劇団「ハイキュー!!」』は、古舘春一氏の同名マンガ(集英社)を原作とし、2015年から上演されていたハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の出演キャストたちが、作品への思いを込めて自らを総称していた呼び名。しかし今回、その思いを1つの形に昇華させるべく、同作の初演から7作品にわたって主人公・日向翔陽を演じた須賀を演出家として迎え、新たに劇団「ハイキュー!!」が発足した。
今作が演出家デビュー作品となる須賀は、「お話をいただいたのは1年くらい前なんですが、けいこが始まってからの1ヶ月は本当に目まぐるしくすぎていった」といい、「俳優としてではなく、新しい形で舞台や表現というものに関わらせていただいた時間で、よりお芝居を好きになる瞬間もたくさんありました」としみじみ。
オファーについては「今まで日向翔陽を演じていたからこそ(演出の)お話をいただけたんだと思う」といい、「それが透けて見えたり、僕たちがつないできたバトンを渡せるように。今までと似たような演出にする…とかではなく、根本的に彼らが継いでくれるなにかがあって、そして彼らにしかないものもあって、両方の側面を1つの作品に落とし込むのがベストかなと思っていました」と、演出プランも明かした。
続けて「『演出:須賀健太』というと自分1人でやっているように見えますが、たくさんのキャストやスタッフさんと相談しながら演出を作っていった。それは僕が演じていた時代から変わりません。だからこそ、この演出にたどり着けたんじゃないかと思います」と誇った。
出演キャストについては「“父性”が湧きました」と笑顔も見せた須賀だが、当初は「同じ俳優ですし、今回が初演出ということで、いかに意見を聞いてもらうか…」と不安も感じていたという。結果、「お芝居の話をするときは、意識的に目つきを変えて話すようにした」と俳優らしいノウハウを紹介し、報道陣を驚かせた。
演技指導では「パフォーマンスとしてバレーをどう見せるかという点に関しては、経験者としてアドバイスできたと思う」と自信の表情も見せつつ、上演初日に向けて「開演の瞬間の演出に一番思い入れがあります。今回のお話をいただいた瞬間に思いついて、実現させたいと思っていた演出なんです」とアピール。
最後に「こっち(演者側)に立っていた頃は、『ここを観てください!』っていくらでも言えたんですが、今は言葉が出てこない。僕の大好きな原作の『ハイキュー!!』と、僕が体験した『ハイキュー!!』も含めて、観せたいものが散りばめられた作品になりました。なので、(観どころは)全部です」と力強く語った。
旗揚げ公演は、品川プリンスホテル ステラボールできょう19日から27日まで上演。脚本は伊藤マサミ氏、音楽はハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』も手がけていた和田俊輔と、豪華スタッフ陣が顔をそろえている。
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2023/08/19