次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から生まれたリアルバンド・MyGO!!!!!が12日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで、『MyGO!!!!! 5th LIVE「迷うことに迷わない」』を開催した。
“現実(リアル)”と“仮想(キャラクター)”が同期するバンドとして、始動から約1年にわたってキャストの顔や名前を明かさずに、キャラクターとしてステージに立ってきたMyGO!!!!!。今年4月の単独公演『MyGO!!!!! 4th LIVE「前へ進む音の中で」』のアンコールでキャストが公表され、羊宮妃那(Vo)、立石凛(Gt)、青木陽菜(Gt)、小日向美香(Ba)、林鼓子(Dr)の5人は、万感の思いを込めて“初めての自己紹介”を行った。
■全編“顔が見える”状態での初ライブ 冒頭からアグレッシブに攻めたライブ本編
ライブは、今年6月末から放送が開始されたアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』のオープニングテーマ「壱雫空」でスタート。全編“顔が見える”形での初ライブということもあり、立石はステージ前面でファンをあおり、青木はお立ち台の上で激烈なギターソロを轟かせるなど、1st LIVEぶりとなるライブハウスならではの距離感でパフォーマンスを届けた。
バンドにとって初のオリジナル楽曲「迷星叫」を披露した後、この日初めてのMCではキャラクターとして自己紹介。オールスタンディングのフロアに「ずっと立ちっぱなしで疲れませんか…?」と語りかけながら、水分補給を促す羊宮。そこにすかさず「水、燈も飲んで」と続ける林。キャラクター同士の関係性をそのまま落とし込んだやりとりでもファンを沸かせていった。
羊宮と青木のツインボーカルがエモーショナルに絡み合う「無路矢」、Poppin'Partyの「Time Lapse」のカバーと、ハードなナンバーを立て続けた後、アコースティックセットに切り替えて雰囲気も一変させた5人。
「栞」「音一会」「迷星叫」の3曲を、アコギ(青木&立石ともにMorris製FLB-80)、アコベ(GrassRoots製G-AC-BASS)、Pearl製カホンといった特別な楽器編成とアレンジで披露した。
再び林がPearl製Masters Maple Gumシリーズのドラムセットに座り、小日向がESP製GB、青木が同社製POTBELLY、立石が同社製ULTRATONEを握ると、バンドはカンザキイオリのカバー「君の神様になりたい。」に自身らの心情を重ね、「潜在表明」で心の内を吐露した。
そんなスリリングな場面も見せつつ、間にはファンの声援を拾い上げるMCも繰り広げて笑いを誘う。そして4ビートがハネる「影色舞」で踊らせ、04 Limited Sazabysのカバー曲「swim」や初披露の「碧天伴走」で疾走し、本編ラストでは、同じくこの日が初披露となった新曲「焚音打」もパフォーマンス。
LEDスクリーンも特効もないシンプルなステージで、5人の音と言葉だけが際立つ中、<僕たちは進もう 迷うことに もう迷わない>という決意の言葉が響いた。
■キャラクターに思いを馳せて流した涙 5人とファンが突き上げた拳の先は…
アンコールの声に呼ばれて再びステージに現れた5人は、ライブTシャツ姿で「名無声」を披露した。ここまではキャラクターに徹していた5人だが、アンコールのMCではキャストとして笑顔であいさつ。次なるライブやイベント出演を告知し、1stアルバム『迷跡波』のリリースが決定したことも報告した。シリアスさも感じさせるライブ本編とは一変し、アンコールでは1人ひとりがファンからの声援に喜び、わちゃわちゃとした空気の中でトークを交わす。そうしたギャップでも魅了する中、メンバーは現在の思いを紡いだ。
この日のライブは、アニメ第9話「解散」の放送直後に開催された。第8話「どうして」から急展開を見せているストーリーを受け、林は「5th LIVEを迎えるにあたって、本当に迷って迷って…不安な気持ちでいました。MyGO!!!!!ちゃんたちがすごく迷っている中で、いつも側にいる私たちはどんな風に彼女たちの前に立ってあげられるのか悩みました」と告白。
「みんなもここに来るまでにいろいろな思いや声を抱えてくれたと思う」と語りかけ、「悩みや葛藤があってこその私たち。迷子な私たちだからこそ、迷子なみんなと進んでいける。だから、きょうは音楽の中でひとつになれたらと思ってライブをしていました。それが実現したと思っています」と前を向いた。
ストーリーの渦中にいる長崎そよ役の小日向は、「そよちゃんが大変な状況になっておりまして…」と冗談っぽく笑いながらも、「どうやったら楽しんで、悩まずにそよちゃんをステージに立たせてあげられるんだろうって考えました」と声をつまらせる。
林から受け取ったタオルで涙を拭い、メンバー全員が肩を抱いて寄り添う中、「メンバーのみんなが『美香ちゃんが一番そよちゃんと向き合ってきたから、美香ちゃんが考えるそよちゃんの思いを持ってステージに立てばいいんだよ』って背中を押してくれました。『悩むことに悩まなくていい』って思えた」といい、「みなさんもきっと不安な気持ちでいっぱいだったと思うんです。でも、今日のライブを観て『最高だった』と思ってもらえたら、今日を迎えたことには意味がある」と胸を張った。
そんな2人の言葉をしっかりと受け取り、青木はフロアに向かって「キャラクターもみなさんも、お仕事や学校で大変なことや迷うことがたくさんあると思うんですけど、きょうはそれを私たちのパンクロックでぶつけられたでしょうか?」と語りかけた。
そして「音楽でイヤなことは全部忘れちゃおう。だから私は音楽が大好きです」と笑顔を見せ、「きょうはMyGO!!!!!でZeppに立てましたし、これからもっともっといろいろなライブハウスでパンクロックを歌い上げていきたい。今後ともよろしくお願いします」と決意を口にした。
立石も「このライブに向けて『どういう気持ちでステージに立って、どういうセットリストで、どういったライブをすれば、私たちもキャラクターたちも観てくださるみなさんも楽しめるのかな』と考えました」と明かし、メンバーやスタッフ、ファンに「みんながこれだけ深く考えてくれていると伝わってきて、MyGO!!!!!ってすごく愛されているんだなと実感しました」と感謝した。
さらに「きょうはこうやって素敵な時間をすごせてうれしく思います。アニメの中で、キャラクターたちは悩んでいます。私たちも悩むこと、迷うことはたくさんありますが、これからも精いっぱいがんばっていきます」と力を込めた。
羊宮は「MyGO!!!!!のこと、大好きですか?」と問いかけ、「私たちも大好きです。でも、好きっていう気持ちは一緒だけど、アニメの見え方が全然違いますよね。共感できる方もいれば、そうじゃない方もいるし、つらい気持ちに引っ張られてしまう人もいる」と寄り添う。
「大好きって形も十人十色。こうしてメンバーのみんなが伝えているのを聞いて、向き合い方は違うけど、向き合う方向は同じだと思いました。キャラクターのみんなも伝え方や価値観のズレはあるかもしれないけど、だからこそ生まれる音楽があって、だからこそ心に届くものがある。それはすごく素晴らしいことだと思います」と語った。
続けて新曲「焚音打」の歌詞を引用し、「アニメの中のMyGO!!!!!ちゃんたちは、今はまだ拳を合わせることができない。でもみなさんと一緒に、彼女たちがまた拳を掲げるまで…いえ、拳を掲げた先も見守っていきたいと思います」と呼びかける。
そして「みなさんにも握る拳があると思うんです。夢とか目標に向かって握る拳があったり、『疲れたな』『つらいな』『苦しいな』と言葉にできずに耐える拳があったり、大事なものを守るための拳があったり。どれも本当に素敵な拳だと思います」と笑顔を見せ、「これからもMyGO!!!!!の音楽を通して、拳を一緒に掲げて、迷いながらでも一緒に歩いていけたら」と渾身の思いを口にした。
最後に羊宮はメンバーに向き直り、「みんなとも。拳を合わせて進んで行こうね」と拳を突き合わせ、5人は感謝と決意の歌である「音一会」を全力の演奏で響かせた。
■『MyGO!!!!! 5th LIVE「迷うことに迷わない」』セットリスト
01. 壱雫空
02. 迷星叫
03. 無路矢
04. Time Lapse(※Poppin'Partyカバー)
05. 栞
06. 音一会 〜Acoustic Ver.〜
07. 迷星叫 〜Acoustic Ver.〜
08. 君の神様になりたい。(※カンザキイオリ feat. 初音ミクカバー)
09. 潜在表明
10. 影色舞
11. swim(※04 Limited Sazabysカバー)
12. 碧天伴走
13. 焚音打
En1. 名無声
En2. 音一会
“現実(リアル)”と“仮想(キャラクター)”が同期するバンドとして、始動から約1年にわたってキャストの顔や名前を明かさずに、キャラクターとしてステージに立ってきたMyGO!!!!!。今年4月の単独公演『MyGO!!!!! 4th LIVE「前へ進む音の中で」』のアンコールでキャストが公表され、羊宮妃那(Vo)、立石凛(Gt)、青木陽菜(Gt)、小日向美香(Ba)、林鼓子(Dr)の5人は、万感の思いを込めて“初めての自己紹介”を行った。
ライブは、今年6月末から放送が開始されたアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』のオープニングテーマ「壱雫空」でスタート。全編“顔が見える”形での初ライブということもあり、立石はステージ前面でファンをあおり、青木はお立ち台の上で激烈なギターソロを轟かせるなど、1st LIVEぶりとなるライブハウスならではの距離感でパフォーマンスを届けた。
バンドにとって初のオリジナル楽曲「迷星叫」を披露した後、この日初めてのMCではキャラクターとして自己紹介。オールスタンディングのフロアに「ずっと立ちっぱなしで疲れませんか…?」と語りかけながら、水分補給を促す羊宮。そこにすかさず「水、燈も飲んで」と続ける林。キャラクター同士の関係性をそのまま落とし込んだやりとりでもファンを沸かせていった。
羊宮と青木のツインボーカルがエモーショナルに絡み合う「無路矢」、Poppin'Partyの「Time Lapse」のカバーと、ハードなナンバーを立て続けた後、アコースティックセットに切り替えて雰囲気も一変させた5人。
「栞」「音一会」「迷星叫」の3曲を、アコギ(青木&立石ともにMorris製FLB-80)、アコベ(GrassRoots製G-AC-BASS)、Pearl製カホンといった特別な楽器編成とアレンジで披露した。
林のドラムセット・Pearl Masters Maple Gum Series Drum Set(BD:22”×18”、TT:10”×7”&12”×8”、FT:16”×14”) (C)ORICON NewS inc.
そんなスリリングな場面も見せつつ、間にはファンの声援を拾い上げるMCも繰り広げて笑いを誘う。そして4ビートがハネる「影色舞」で踊らせ、04 Limited Sazabysのカバー曲「swim」や初披露の「碧天伴走」で疾走し、本編ラストでは、同じくこの日が初披露となった新曲「焚音打」もパフォーマンス。
LEDスクリーンも特効もないシンプルなステージで、5人の音と言葉だけが際立つ中、<僕たちは進もう 迷うことに もう迷わない>という決意の言葉が響いた。
■キャラクターに思いを馳せて流した涙 5人とファンが突き上げた拳の先は…
アンコールの声に呼ばれて再びステージに現れた5人は、ライブTシャツ姿で「名無声」を披露した。ここまではキャラクターに徹していた5人だが、アンコールのMCではキャストとして笑顔であいさつ。次なるライブやイベント出演を告知し、1stアルバム『迷跡波』のリリースが決定したことも報告した。シリアスさも感じさせるライブ本編とは一変し、アンコールでは1人ひとりがファンからの声援に喜び、わちゃわちゃとした空気の中でトークを交わす。そうしたギャップでも魅了する中、メンバーは現在の思いを紡いだ。
この日のライブは、アニメ第9話「解散」の放送直後に開催された。第8話「どうして」から急展開を見せているストーリーを受け、林は「5th LIVEを迎えるにあたって、本当に迷って迷って…不安な気持ちでいました。MyGO!!!!!ちゃんたちがすごく迷っている中で、いつも側にいる私たちはどんな風に彼女たちの前に立ってあげられるのか悩みました」と告白。
「みんなもここに来るまでにいろいろな思いや声を抱えてくれたと思う」と語りかけ、「悩みや葛藤があってこその私たち。迷子な私たちだからこそ、迷子なみんなと進んでいける。だから、きょうは音楽の中でひとつになれたらと思ってライブをしていました。それが実現したと思っています」と前を向いた。
ストーリーの渦中にいる長崎そよ役の小日向は、「そよちゃんが大変な状況になっておりまして…」と冗談っぽく笑いながらも、「どうやったら楽しんで、悩まずにそよちゃんをステージに立たせてあげられるんだろうって考えました」と声をつまらせる。
林から受け取ったタオルで涙を拭い、メンバー全員が肩を抱いて寄り添う中、「メンバーのみんなが『美香ちゃんが一番そよちゃんと向き合ってきたから、美香ちゃんが考えるそよちゃんの思いを持ってステージに立てばいいんだよ』って背中を押してくれました。『悩むことに悩まなくていい』って思えた」といい、「みなさんもきっと不安な気持ちでいっぱいだったと思うんです。でも、今日のライブを観て『最高だった』と思ってもらえたら、今日を迎えたことには意味がある」と胸を張った。
そんな2人の言葉をしっかりと受け取り、青木はフロアに向かって「キャラクターもみなさんも、お仕事や学校で大変なことや迷うことがたくさんあると思うんですけど、きょうはそれを私たちのパンクロックでぶつけられたでしょうか?」と語りかけた。
そして「音楽でイヤなことは全部忘れちゃおう。だから私は音楽が大好きです」と笑顔を見せ、「きょうはMyGO!!!!!でZeppに立てましたし、これからもっともっといろいろなライブハウスでパンクロックを歌い上げていきたい。今後ともよろしくお願いします」と決意を口にした。
立石も「このライブに向けて『どういう気持ちでステージに立って、どういうセットリストで、どういったライブをすれば、私たちもキャラクターたちも観てくださるみなさんも楽しめるのかな』と考えました」と明かし、メンバーやスタッフ、ファンに「みんながこれだけ深く考えてくれていると伝わってきて、MyGO!!!!!ってすごく愛されているんだなと実感しました」と感謝した。
さらに「きょうはこうやって素敵な時間をすごせてうれしく思います。アニメの中で、キャラクターたちは悩んでいます。私たちも悩むこと、迷うことはたくさんありますが、これからも精いっぱいがんばっていきます」と力を込めた。
羊宮は「MyGO!!!!!のこと、大好きですか?」と問いかけ、「私たちも大好きです。でも、好きっていう気持ちは一緒だけど、アニメの見え方が全然違いますよね。共感できる方もいれば、そうじゃない方もいるし、つらい気持ちに引っ張られてしまう人もいる」と寄り添う。
「大好きって形も十人十色。こうしてメンバーのみんなが伝えているのを聞いて、向き合い方は違うけど、向き合う方向は同じだと思いました。キャラクターのみんなも伝え方や価値観のズレはあるかもしれないけど、だからこそ生まれる音楽があって、だからこそ心に届くものがある。それはすごく素晴らしいことだと思います」と語った。
続けて新曲「焚音打」の歌詞を引用し、「アニメの中のMyGO!!!!!ちゃんたちは、今はまだ拳を合わせることができない。でもみなさんと一緒に、彼女たちがまた拳を掲げるまで…いえ、拳を掲げた先も見守っていきたいと思います」と呼びかける。
そして「みなさんにも握る拳があると思うんです。夢とか目標に向かって握る拳があったり、『疲れたな』『つらいな』『苦しいな』と言葉にできずに耐える拳があったり、大事なものを守るための拳があったり。どれも本当に素敵な拳だと思います」と笑顔を見せ、「これからもMyGO!!!!!の音楽を通して、拳を一緒に掲げて、迷いながらでも一緒に歩いていけたら」と渾身の思いを口にした。
最後に羊宮はメンバーに向き直り、「みんなとも。拳を合わせて進んで行こうね」と拳を突き合わせ、5人は感謝と決意の歌である「音一会」を全力の演奏で響かせた。
■『MyGO!!!!! 5th LIVE「迷うことに迷わない」』セットリスト
01. 壱雫空
02. 迷星叫
03. 無路矢
04. Time Lapse(※Poppin'Partyカバー)
05. 栞
06. 音一会 〜Acoustic Ver.〜
07. 迷星叫 〜Acoustic Ver.〜
08. 君の神様になりたい。(※カンザキイオリ feat. 初音ミクカバー)
09. 潜在表明
10. 影色舞
11. swim(※04 Limited Sazabysカバー)
12. 碧天伴走
13. 焚音打
En1. 名無声
En2. 音一会
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2023/08/17