ジャーナリストの池上彰と角谷暁子アナウンサーが、15日放送のBSテレ東『池上彰の戦争を考えるSP 2023』(後5:58〜後7:00)に出演する。
ロシアのウクライナ侵攻ほど“核の使用”の脅しが声高に言われる戦争は近年なかった。戦況の悪化でプーチン大統領が核を使う可能性はいまだ排除できず、ロシアの民間軍事会社・ワグネルは7月の反乱時、核兵器貯蔵基地へ行って小型核を手に入れる寸前だったという報道もある。反乱成功の可能性を高める狙いがあったという。また、ロシアの戦術核は6月、ベラルーシに配備された。
一方、5月に行われたG7サミットでは、7ヶ国の首脳だけでなく、ウクライナのゼレンスキー大統領も広島の原爆資料館を訪れるという歴史的な1ページもあり、今年は核兵器にフォーカスした戦争特番となっている。「ヒロシマ、ナガサキを最後に!」という願いをよそに、なぜ、世界はこのような事態になったのか。「核の約100年」をたどるとともに、過去の事例から核兵器使用回避の策を探る。
収録を終えた池上は「見どころは3つある」として「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で核の脅威、核を脅しに使うというのが再び現実になったわけですよね。それに日本あるいは世界がどう立ち向かうのかというのが、1つ目の課題」と指摘。「2つ目は、今年の5月にG7サミットが開かれて、世界の首脳が集まって『核なき世界へ』ということを決意した。だけど、それがどこまで現実になるのかという重い課題を背負っているのではないか」と問いかけた。
そして「3つ目は、被爆者が高齢化する中で、被爆体験をどう継承しているのか」と問題を提起し、「今の私たち日本にとって大きな3つの課題があるので、それをこの番組を通して皆さんに考えていただければと思います」と呼びかけた。
ロシアのウクライナ侵攻ほど“核の使用”の脅しが声高に言われる戦争は近年なかった。戦況の悪化でプーチン大統領が核を使う可能性はいまだ排除できず、ロシアの民間軍事会社・ワグネルは7月の反乱時、核兵器貯蔵基地へ行って小型核を手に入れる寸前だったという報道もある。反乱成功の可能性を高める狙いがあったという。また、ロシアの戦術核は6月、ベラルーシに配備された。
一方、5月に行われたG7サミットでは、7ヶ国の首脳だけでなく、ウクライナのゼレンスキー大統領も広島の原爆資料館を訪れるという歴史的な1ページもあり、今年は核兵器にフォーカスした戦争特番となっている。「ヒロシマ、ナガサキを最後に!」という願いをよそに、なぜ、世界はこのような事態になったのか。「核の約100年」をたどるとともに、過去の事例から核兵器使用回避の策を探る。
収録を終えた池上は「見どころは3つある」として「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で核の脅威、核を脅しに使うというのが再び現実になったわけですよね。それに日本あるいは世界がどう立ち向かうのかというのが、1つ目の課題」と指摘。「2つ目は、今年の5月にG7サミットが開かれて、世界の首脳が集まって『核なき世界へ』ということを決意した。だけど、それがどこまで現実になるのかという重い課題を背負っているのではないか」と問いかけた。
そして「3つ目は、被爆者が高齢化する中で、被爆体験をどう継承しているのか」と問題を提起し、「今の私たち日本にとって大きな3つの課題があるので、それをこの番組を通して皆さんに考えていただければと思います」と呼びかけた。
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2023/08/15