元BiSHのセントチヒロ・チッチが「加藤千尋」として俳優デビューすることが8日、決定した。11月3〜12日に神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで上演される舞台『雷に7回撃たれても』にヒロインとして出演する。加藤は長編舞台作品の出演は今作が初で、本格的な俳優デビューとなる。

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　同作は脚本家・演出家の濱田真和氏が“雷に7回撃たれても生き延び、失恋により拳銃自殺をした”と言われる実在した人物を源流に、現代日本に生きる青年に設定を置き換え描く、オリジナル作品。先日公開された第1弾情報では、そんな壮絶な半生を送る主人公・田中八起役を初舞台の大下ヒロトが務めることが発表された。今回、その大下演じる田中八起の半生における憧れのヒロイン・清澄美波役で、加藤が出演することが決定した。発表に合わせて、加藤演じる清澄美波のポートレート写真と、第2弾ティザービジュアルも公開された。

　大下演じる田中八起の心音を聴く、加藤演じる清澄美波の美しい表情が映し出されたティザービジュアルは、写真家・フジイセイヤ、アートディレクター・青木静花、スタイリスト・佐々木翔、ヘアメイク・KATOなど、第一線で活躍する次世代のクリエイター達によって撮影された。

■加藤千尋コメント
人生には雷が落ちたように電撃が走り渡るそんな瞬間があります。気づかない間にたくさんの感情の雷に打たれ奮い立たされて私は生かされてきたように思うのです。
芸術を通して生きる活力を生み出したいという脚本・演出の濱田さんの言葉に私は心臓を掴まれました。
儚さと強さが共存する清澄美波という女の子。彼女の夢を追い求め人間臭く生きる姿を私なりに生きて伝えたいです。
そして初めて向き合う舞台という表現の世界へ加藤千尋として一歩踏み出します。
たくさんの出会いを抱きしめて。何卒。