不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S 」（LIFULL運営）は8月1日、JR東日本管内の乗車人員20万人以上の駅における家賃相場が安い駅ランキングを発表。埼玉の大宮駅が1位を獲得した。

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　JR東日本が発表した2022年度の『駅別乗車人員』をもとに1日平均20万以上が乗車する駅を対象に、利便性が高く、にぎわいのある駅に住みたい人に向けて調査した。対象は乗車の人員のみで、降車の人員等は含まない。

　同調査において、乗車人員数が20万人を超える超大規模駅は7駅。東京駅や品川駅、大宮駅をはじめ在来線や新幹線などのJR線だけでなく、私鉄や地下鉄など複数路線が乗り入れ、利便性では国内でトップクラスといえる駅ばかりとなる。

　その中で最も家賃相場が安い駅は「大宮駅」で、家賃相場は7.4万円。京浜東北・根岸線や埼京線、湘南新宿ラインなどの在来線に加えて、東北、上越、北陸3線の新幹線が利用可能な埼玉県内で最も大きな駅である。

　2位は「横浜駅」で、同8.6万円。3位は「池袋駅」で9.7万円。

　なおJR東日本管内には1600以上の駅があり、「乗車人員ベスト100」にランクインする駅は首都圏のターミナル駅や1日の乗車人員が数万人規模の駅が中心となる。今回発表された2022年度の結果は、新型コロナウィルスによるまん延防止等重点措置が全都道府県で終了し、経済活動の本格的な再開に向けて動き出した2022年4月から1年間が対象。

　同調査では乗車人員が20万以上を超える駅のほか、10万人以上20万人未満の駅での家賃相場も調査し、安い駅をランキング形式で発表している。