日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜 後9:00)のヒストリーをたどりながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会『金曜ロードショーとジブリ展』が、6月29日から9月2日まで東京・天王洲の寺田倉庫で開幕する。これに先がけ、28日に同所で開会セレモニーが行われ、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫氏が登壇した。
1985年に始まった同番組は、翌86年に『風の谷のナウシカ』(84年、宮崎駿監督※崎=たつさき)を初放映して以来、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映してきた。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡と共にあり、現在も続いている。
今回の「言い出しっぺは僕」と企画展の発案者だったことを明かした鈴木氏は「僕が若い人と話すとき必ず『映画館で観てない』『テレビで観た』と言われまくったんです。これがヒントになった」と説明する。
「ジブリってご承知の通り、『風立ちぬ』から『アーヤと魔女』はありましたが10年、外に映画を出してなかった。みなさんがジブリを忘れないでいられるのは『金曜ロードショー』が負うところがものすごく大きい。10年間作品を出していないのに、みなさんが支持してくれるのは『金曜ロードショー』の存在が大きい」と感謝した。
同展では、放送された時代ごとの記憶と記録を通じて映画の魅力に迫るほか、昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、スタジオジブリ作品が持つ時代性と普遍性を浮かび上がらせる。さらに『風の谷のナウシカ』に登場する“腐海”を表現した空間『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』、映画の世界に飛び込めるようなフォトスポットも設けられ、スタジオジブリ作品の世界観を楽しめる。
鈴木氏は「いつもやってきた『◯◯とジブリ展』は、ジブリが中心。今回は日本テレビさんが主体。そうすると内容が違う。なにが違うと、今回は参加型。この間やってきた『鈴木敏夫とジブリ展』『アニメージュとジブリ展』はどちらかといえば美術展。難しいものも入ってるけど、今回はエンターテイメントに徹している。やる人が違うとこうも違うか」と同展ならではのポイントに感心した。
10月7日から来年1月28日まで富山県美術館で開催、さらに来春以降、全国各地での巡回も予定している。
1985年に始まった同番組は、翌86年に『風の谷のナウシカ』(84年、宮崎駿監督※崎=たつさき)を初放映して以来、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映してきた。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡と共にあり、現在も続いている。
今回の「言い出しっぺは僕」と企画展の発案者だったことを明かした鈴木氏は「僕が若い人と話すとき必ず『映画館で観てない』『テレビで観た』と言われまくったんです。これがヒントになった」と説明する。
「ジブリってご承知の通り、『風立ちぬ』から『アーヤと魔女』はありましたが10年、外に映画を出してなかった。みなさんがジブリを忘れないでいられるのは『金曜ロードショー』が負うところがものすごく大きい。10年間作品を出していないのに、みなさんが支持してくれるのは『金曜ロードショー』の存在が大きい」と感謝した。
同展では、放送された時代ごとの記憶と記録を通じて映画の魅力に迫るほか、昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、スタジオジブリ作品が持つ時代性と普遍性を浮かび上がらせる。さらに『風の谷のナウシカ』に登場する“腐海”を表現した空間『風の谷のナウシカ 王蟲の世界』、映画の世界に飛び込めるようなフォトスポットも設けられ、スタジオジブリ作品の世界観を楽しめる。
鈴木氏は「いつもやってきた『◯◯とジブリ展』は、ジブリが中心。今回は日本テレビさんが主体。そうすると内容が違う。なにが違うと、今回は参加型。この間やってきた『鈴木敏夫とジブリ展』『アニメージュとジブリ展』はどちらかといえば美術展。難しいものも入ってるけど、今回はエンターテイメントに徹している。やる人が違うとこうも違うか」と同展ならではのポイントに感心した。
10月7日から来年1月28日まで富山県美術館で開催、さらに来春以降、全国各地での巡回も予定している。
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2023/06/28