日本シグマックスとイノフィスが共同開発した新たなタイプのアシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power（ソフトパワー）」が、6月27日に、発売される。

【写真】その他の写真を見る

　アシストスーツは、大きく「外骨格型」「サポーター型」の2つに分けられる。「外骨格型」は、バネや空気圧、またはモーターなどを用いることで、人工的に筋肉のような作用を作り出し、補助力を発揮する。サポーター型に比べると補助力が強く、重い物の持ち運び作業や、長時間同じ姿勢で作業をするような身体的負荷の大きい場面で特に効果がある。なお、外骨格部分（フレーム）が大きいため、作業スペースが狭い場所では動きにくさを感じることがある。一方、「サポーター型」は、生地素材の反発力や収縮力を利用した着るタイプのアシストスーツ。軽くて装着しやすく、動きの自由度が高く、安価に手に入れやすいという魅力があるが、補助力は外骨格型より小さくなる。

　本製品は、サポーター型にイノフィスが培った人工筋肉の技術を搭載したもの。サポーター型のような軽さと装着しやすさ、自由度の高さがありながら、しっかりとしたアシスト力を実現、サポーター型と外骨格型の良い部分を組み合わせた。

　マッスルスーツシリーズで培った人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現し、腰の負担を35％軽減。本体重量は430gと軽量で、歩く・しゃがむなど動きの多い作業に最適で、身体への接触面積が小さいため暑さを感じにくく、夏場も気軽に着用できる。肩のバックルでサポートをオン・オフに切り替えることができるため、着用したままで車両運転も可能。

　価格は59,400円（税込）、全国の販売代理店、マッスルスーツブランドサイト内のECショップで発売される。