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あいりん地区で居住支援する男性、原点はDVから逃れるため家を借りたかった女性との出会い

 大阪・MBSテレビは、25日放送のドキュメンタリー『映像'23』(深1:15 ※関西ローカル)で、あいりん地区での生活困窮者の居住支援の現状を追った「家さえあれば〜貧困と居住支援〜」を放送する。

25日放送『映像'23』より(C)MB

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 日雇い労働者の街で知られる大阪市西成区のあいりん地区で、坂本慎治さん(35)は生活困窮者の居住支援を続けている。アクの強い関西弁や往年のアイドルを彷彿とさせる顔もあり、全国から相談者がやってくる。職を失った人、虐待を訴える人、出所した人などさまざまだが、共通しているのは、全員“家を失った人”である。

 坂本さんは18歳で不動産会社に就職、10年前に独立してNPO法人を立ち上げ、西成で居住支援を始めた。きっかけは会社員の時に出会った女性だった。女性は夫のDVから逃れるため家を借りたいと希望したが、保証人や敷金の工面、大家との交渉などの課題に直面。それが、「住まい」を得ることで人は新たな一歩を踏み出せるはずという原点となった。

25日放送『映像'23』より(C)MB

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 これまでに住まいを提供したのは3000人以上。相談を受けると、まず話を聞き、居住支援につなげていく。定期訪問も欠かさない。なかには家賃を払わず“飛ぶ”(逃げ去る)人もいるが、後の処理にも慣れた。住まいを得た人が立ち直っていく姿を見ることが生きがいのひとつでもある。

 今年1月、20歳の青年から電話がかかってきた。寮を追われ、夜の街をさまよっているという…。
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