• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

【エンタメ言葉帳Vol.4】新垣結衣「心の支えになる」 18年前のコント番組「すごくいい時間だった」

 世間にあふれる番組やコンテンツの数だけ、数多くの言葉が紡がれている。そんなあふれる言葉の波の中から、気になるものを紹介する連載【エンタメ言葉帳】。第4回は、11日放送のTOKYO FM『木村拓哉 Flow』(毎週日曜 前11:30)より、新垣結衣(35)の言葉を紹介したい。

新垣結衣(古謝知幸/ピースモンキー)(C)oricon ME inc.

新垣結衣(古謝知幸/ピースモンキー)(C)oricon ME inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■『ニコラ』応募からグランプリまでの秘話 衝撃デビューは「笑うとすきっ歯だった」から?

 パーソナリティーを務める木村拓哉が主演を務める、フジテレビ系月9ドラマ『風間公親 教場0』で共演している2人。この日の放送では、新垣の経歴にそってトークが繰り広げられたが、ファッション誌『ニコラ』(新潮社)に応募し、グランプリを獲得するまでの経緯について、こう語る。「姉が読んでいた雑誌が『ニコラ』で、姉が『応募するよ』って言って、私の写真を撮ったんです。『これを着て、笑って』って、姉がインスタントカメラで撮ってくれた写真を送って(応募した)。オーディションの最後の審査が、実際の撮影さながらの審査だったんですけど、それがすごく面白くて、いい思い出ができたなと思っていたんです」。

 本人にとっても想定外だったグランプリ獲得。新垣は「中学校3年間は沖縄で生活しながら、週末だけ東京に通って撮影をして。それで、高校生になると同時に上京してきました」と回顧。『ニコラ』初登場後、読者の反響が大きく、登場から3回目で表紙を飾って以降、卒業までに最多となる15回の表紙を飾った。木村から「まだ、これ記録破られていないみたいです」と紹介されると、新垣は照れ笑いをしつつ、謙そんした。

新垣「私、この時、犬歯が抜けるのが遅くて」
木村「えっ?」
新垣「歯が抜けていたんですよ。八重歯が抜けるのが遅くて、オーディションするちょっと前に歯が抜けて、笑うとすきっ歯だったんですね(笑)。差し歯とかもせず、そのまま撮影をしていたので、そういう意味の衝撃なんじゃないかなと(笑)」
木村「いや、違うでしょ(笑)。そこまでリピートしないでしょう」
新垣「すごく身近に感じてくれたのかなって(笑)」
木村「それは違うと思うぞ。違う魅力で虜にしたんじゃないかなと思いますけど。すごいなー」

バナナマン (C)ORICON NewS inc.

バナナマン (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

■高校生で飛び込んだコント番組『落下女』 今でも「バナナマンさんいると安心する」

 モデルから俳優業への興味について、新垣は「自然と転がっていったら、今ここにいる不思議っていう。作品とか人に本当に恵まれているなっていうのは、ずっと感じています」としみじみ。2005年から半年あまり放送されていた日本テレビ系バラエティー『落下女』では、バナナマン、アンガールズ南海キャンディーズおぎやはぎらと共演。木村から「こういうところに結衣ちゃんを存在させた面白さもあるよね。こういうバラエティー的なものもやっていて面白かったですか?」との質問を受けた新垣は、当時をなつかしんだ。

 「バラエティーは好きだったので、うれしいのかもしれないけど、それよりもこれは戸惑いの方が大きかったです。もちろん、せりふや台本はあるんですけど、アドリブの方が強いじゃないですか?芸人さんの引っ張っていく力みたいなのに、高校生が…1対1だったりするんですよ。それがすごくプレッシャーで、その流れや勢いを止めたらいけないし、でも経験も少ないし、できるのかっていう戸惑い。すごくいい経験だったなと思っています」

 さらに、今の活動に生きているとも語る。「ちょっとコメディーの入った作品とかだと、すごく生かされているだろうなって思うし、当時共演者のみなさんとかすごくかわいがってくださって。子どもだったので。不安な気持ちとかも察してくださって、すごく支えてくださって。今も、番宣で出演させていただくバラエティーとかでお会いすることがあるので、そういう時に本当に心の支えになるんですよ。バナナマンさんいると、すごく知ってくれている人がいるって安心するんです(笑)。みなさん、いまだに会っても全然変によそよそしくならずに話しかけてくださるので。すごくいい時間を過ごさせてもらった」

 『落下女』での日々が、出演者たちにとっていまだに続いていると感じるエピソードが、2021年に星野源と新垣の結婚が発表された時のこと。山里亮太は、TBSラジオ『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』内で「ガッキーが10代の時に一緒になっているから。コント一緒にやって。初めてコントした相手、オレだからね。オレも人生でテレビコントをやるのは初めてで。オレもガチガチだったけど、その時のガッキーのせりふがステキで『私よりも山里さんが緊張していて、私が緊張している場合じゃないと思えました』って(笑)。言ったら、親みたいなものだね」と笑いを交えてトークをしていた。

 翌日深夜放送の『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』でも、おぎやはぎの2人が当時の新垣についてうれしそうに話し、その翌日深夜の『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』でも、星野・新垣双方と交流のあるバナナマンがトーク。日村勇紀が「源くんが駆け出しから大スターになるのを見ていたから」とかみしめるように語ると、設楽統も「ガッキーとも、昔『落下女』っていうコント番組をやっていたんだよね。あの頃、ガッキーはまだ高校生だったんだよね」としみじみと話していた。

 この日の放送では、新垣の過去から現在につながる一端を感じ取ることができた。

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. 【エンタメ言葉帳Vol.1】有田哲平「ラジオのリスナーって、匿名だけどオレたちの力になってくれる」
  2. 2. 【エンタメ言葉帳Vol.2】岡村隆史「ラジオのためにネタ作りに行くのは見透かされる」
  3. 3. 【エンタメ言葉帳Vol.3】霜降り明星・せいやの「提言観」とオードリー・若林正恭の「命の回転」
  4. 4. 【エンタメ言葉帳Vol.4】新垣結衣「心の支えになる」 18年前のコント番組「すごくいい時間だった」
  5. 5. 【エンタメ言葉帳Vol.5】松本人志→佐久間宣行「僕のダメなところってどこですかね?」への“憶測” 2つのラジオから推測
  6. 6. 【エンタメ言葉帳Vol.6】“カレーパン”若林&“たまごサンド”山里のかけあい 水卜麻美「勝手に応援して、尊敬して、見守っていきたい」
  7. 7. 【エンタメ言葉帳Vol.7】“2ショット”を広めた男・石橋貴明「笑いは個人芸だと思う」 「8年後テレビは残っているか」の裏にある愛情
  8. 8. 【エンタメ言葉帳Vol.8】上沼恵美子、古舘伊知郎と28年ぶり“舌戦”「誤解ずっとあった」「一生しゃべっていてほしい」
  9. 9. 【エンタメ言葉帳Vol.9】杏、パリから呼びかけ「お母さん、人の手を頼りましょう」「私はひとりでは子育てしていません」
  10. 10. 【エンタメ言葉帳Vol.10】フワちゃん「共演NGじゃなかった」、伊集院光「反射的嫌悪感」 訪れた2年越しの“雪解け”
  11. 11. 【エンタメ言葉帳Vol.11】『キングオブコント2023』審査員の全寸評 松本人志が異例の“謝罪”も
  12. 12. 【エンタメ言葉帳Vol.12】藤井貴彦『news zero』初回“あえて”自己紹介を省略 被災地から伝えたかったこと

▼ その他の流れをもっと見る

関連写真

  • 新垣結衣(古謝知幸/ピースモンキー)(C)oricon ME inc.
  • バナナマン (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

 を検索