おもちゃ業界全体の活性化とメーカー各社の感性の切磋琢磨を目的とした『日本おもちゃ大賞2023授賞式』が6日、都内で行われ、応募数325アイテム（37社）の中から7部門の大賞が発表された。

【写真】その他の写真を見る

　子どもの知育・教育に貢献した玩具を選ぶエデュケーショナル・トイ部門に『赤ちゃんスマイル　Honda SOUND SITTER』（タカラトミーアーツ）、子ども向けの優れた玩具を選ぶベーシック・トイ部門に『ルービックキューブダブルフォーム』（メガハウス）、アクティブに遊べる玩具を選ぶアクション・トイ部門に『トミカ スライダーパーキング50』（タカラトミー）が受賞。

　世代・性別を問わず楽しめる玩具を選ぶコミュニケーション・トイ部門に『Tamagotchi Uni Pink/Purple』（バンダイ）、キャラクター・IPを題材にした中で優れた玩具を選ぶキャラクター・トイ部門に『カメラでリンク！ポケモン図鑑　スマホロトム』（タカラトミー）、大人が楽しめる玩具を選ぶハイターゲット・トイ部門に『超合金　RZ-041　ライガーゼロ』（BANDAI SPIRITS）、障がいがあってもともに遊べるなど多くの配慮がされた玩具を選ぶ共遊玩具部門に『なおしてあげる！こねこのおいしゃさん』（セガトイズ）、が選ばれた。

　また、販売実績が優れたものを選ぶヒット・セールス賞は『カメラもIN！マウスできせかえ！すみっコぐらしパソコン プレミアムプラス』（セガトイズ）、イノベイティブ特別賞には『SORA-Q Flagship Model（ソラキュー フラッグシップモデル）』（タカラトミー）が受賞した。

　同賞は、単に「売れる商品」を選定するだけでな、新しい玩具を生み出す作り手、メーカーの力を刺激し、モチベーションアップをもたらすことで業界全体の活性化につなげることを目的にしている。2008年に創設され、今年で15回目を迎える。