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山崎育三郎、ミュージカル『トッツィー』で主演 女装で成功の中年俳優役「最も音域が広く、演じ分けもやりがい」

 俳優の山崎育三郎が、ミュージカル『トッツィー』で主演を務めることが決定した。同作は、日本初上陸となり、山崎は女装により一躍大人気スターになってしまう売れない中年俳優・マイケル・ドージー(ドロシー・マイケルズ)を演じる。

ミュージカル『トッツィー』で主演を務める山崎育三郎

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 原作は、ダスティン・ホフマンが主演を務めたことで有名な映画『トッツィー』(1982年)。売れない中年俳優のマイケル・ドージーが知恵を巡らせて、ドロシー・マイケルズに女装したところ、一躍大人気スターになるというアメリカン・ジョークたっぷりの大ヒット映画が、ときと場所を現代のブロードウェイの舞台に置き換え、装いもあらたにミュージカル・コメディとして生まれ変わった。2019年のトニー賞ミュージカル部門では、ミュージカル作品賞をはじめ計11部門にノミネート。最優秀脚本賞および最優秀主演男優賞に輝いた。

 音楽・歌詞はデヴィッド・ヤズベック氏、脚本はロバート・ホーン氏、演出はスコット・エリス氏、振付はデニス・ジョーンズ氏という現代のブロードウェイで活躍する超一流の作家とクリエイティブが集結して作られたミュージカルが、山崎の主演で日本に初上陸する。

ミュージカル『トッツィー』で主演を務める山崎育三郎

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 山崎は「またひとつ大きな挑戦が始まると思いワクワクしました。これまで出演したミュージカル作品の中で、最も音域が広く、マイケルとドロシーの演じ分けも役者としてのやりがいを感じます」と喜びのコメント。女声ソプラノの音域も必要になるそうで「数年前から女性キーを出すためのボイストレーニングを始め、オーディションでは英語の歌詞で挑みました」と気合十分で臨む。

 ドロシーのヘアメイク・衣裳で写真を撮影した山崎は「撮影現場には男性スタッフさんがたくさんいらっしゃるんですけど、男性の目線がいつもと違うといいますか。自分を見る目がすごい」と笑いつつ、「この格好をするとすごく自信が持てて、胸を張ってステージに立てそうな、なんだか開放的な気持ちになれました。そこにドロシーになるヒントを感じましたね。40代の色っぽい女性、少しふくよかな身体のラインも衣裳デザインチームに表現していただきました。赤いドレスが、また情熱的な気持ちにさせます」と語った。

 そして、同作について「ミュージカル・コメディなので、とにかく笑えて、見終わったあと『本当に楽しかった!幸せ!最高のミュージカルを見た!』という気持ちになれると思います」と自信たっぷり。「現代の多様性、いろんなかたちがある中で、人を受け入れること、みんなそれぞれさまざまなかたちがあるということ、年齢に関係なく自分が一歩踏み出せばいつからだって変われる、新しい自分に出会える、そういう大きなテーマがあります」と作品に込めた思いを明かした。

 最後にドロシーになりきった山崎は「2024年1月、ドロシーが皆さまをメロメロにします。最高の年のスタートを一緒にきりましょう。ミュージカル『トッツィー』、劇場でお待ちしております。Chu!」と呼びかけた。

 2024年1月に東京・日生劇場、2、3月に大阪、愛知・名古屋、福岡、岡山での上演を予定している。

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  • ミュージカル『トッツィー』で主演を務める山崎育三郎
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