アイドルグループ・AKB48の中西智代梨（28）が28日、自身のYouTubeチャンネル「ちよチャンネル」で生配信を行い、グループからの卒業を発表した。8月中の卒業が予定されている。

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　中西は2011年7月に「HKT48 1期生オーディション」に合格し、13年3月のデビューシングル「スキ！スキ！スキップ！」で初選抜されたが、翌14年の「大組閣」でAKB48に移籍。約12年のキャリアのうち、9年はAKB48で活動した経歴を持つ。

　生配信では「私から皆さんに、きょうはサプライズを1つ持ってきました」と切り出すと、「まだ人生で言ったことがない言葉。今日ここで、皆さんに言いたいと思います。私、中西智代梨はAKB48を卒業します」と緊張の面持ちで発表。「最初はHKT48で活動して、大組閣でAKBに来て、どうしたらいいかわからない状態で、東京に来るのも怖くて、友達できるかなとか、同期がいないなかでやっていけるかなって思いながら東京に来たんですけど、気づいたらAKB人生のほうが長くて、いろんな経験をさせていただきました」と活動を振り返った。

　卒業を決めた理由については「バラエティーをやりたいなと。みんなが笑ってくれることがめちゃくちゃうれしくて、わたしはここで仕事を頑張りたいって思うようになって」と説明。「常に挑戦する人でいたいなと思って、いろいろ不安とかはあるんですけど、一歩外に出て挑戦して頑張っていきたいと思って、このグループから旅立つことを決めました」と胸中を伝え、「残りのアイドル人生はそんなに長くないので、アイドルの智代梨にぜひ会いに来てください」と呼びかけた。

　配信後には、自身のツイッターも更新。「大組閣でAKBに呼ばれ気付けばHKT1期生ラストになり、AKBでは上から3番目になり、仲のいい人たちはみんな卒業してずっと見送る立場だった私が今回は、仲のいい後輩メンバーに見送られる立場になったことがまだ不思議ですけどやっと自分で一歩前に進めた気がしてます」とつづった。

　HKT48の現役1期生は本村碧唯（もとむら・あおい、25）と中西の2人のみ。本村は7月17日に福岡サンパレス ホテル＆ホールで卒業コンサートを行うことから、中西が最後のHKT1期生となる。

　中西は4月から芸能事務所「TRUSTAR」に所属している。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」