アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

『すずめの戸締まり』興収147.9億円で終映 『崖の上のポニョ』に次ぐ歴代興収14位

 27日に終映した新海誠監督の新作アニメ映画『すずめの戸締まり』(2022年11月11日公開)の最終興収が29日に発表された。公開198日間で動員1115万人、興収147.9億円となり、歴代興収ランキング(興行通信社調べ)は『崖の上のポニョ』(2008年 興収155億円)に次ぐ14位となった。なお、新海監督作品としては『天気の子』(2019年公開・興収142.3億円)を超え、『君の名は』(2016年公開・興収251.7億円)に次ぐ2位の興収記録となっている。

新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』のビジュアル(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』のビジュアル(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。『君の名は。』(2016年)と『天気の子』(2019年)に続く新海監督の3年ぶりとなる最新作として、昨年11月から公開されており、半年間にわたるロングランラン上映に

 興収は公開3日間で『君の名は』(2016年公開・興収251.7億円)対比で観客動員数138.7%、興行収入147.4%、『天気の子』(2019年公開・興収142.3億円)対比で観客動員114.9%、興行収入114.7%を記録するなど、新海誠監督作品史上No.1のロケットスタートを記録した。

 また、配給の東宝のアンケートによると、映画の満足度94.5%と非常に高い数値を示しているほか、新海監督作品史上最多となる世界199の国と地域で配給。海外興収280億円を超えており、中国の興収は8億元突破、インドでは日本映画史上1位の興収で、世界中で大ヒットを記録となった。

 新海監督は終映にあたって「映画のここまでのロングランを支えてくださった観客の皆さまに、心より感謝いたします。おかげさまで『すずめの戸締まり』はとても遠くまで届いた作品となりました。この映画の制作中は、『震災から12年後』も『コロナ後の世界』も、それが確かに訪れるとは確信が持てない遠い未来でした。それでも日々の生活はたくましくもしつこくも続き、すずめも(我々も)今も光の中をなんとか生きています。得難い奇跡です」とコメントを寄せている。

関連写真

  • 新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』のビジュアル(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
  • 新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』5月27日終映決定(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索