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『STEINS;GATE』『SPY×FAMILY』やゲーム動画など無断配信の男性、著作権法違反の疑いで逮捕

 KADOKAWAは18日、同社を含む製作委員会が権利を有するアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』を無断でYouTubeにアップロードしていた男性が、宮城県警察本部生活環境課と南三陸警察署が17日に著作権法違反の疑いで逮捕されたと発表した。

人気アニメ無断配信の男性を逮捕

人気アニメ無断配信の男性を逮捕

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 発表によると、男性は『STEINS;GATE』を無断で編集し、字幕やナレーションを付けたいわゆる「ファストコンテンツ」としてアップロードし、不正に広告収益を得ていた。同作以外にも、複数のアニメ作品や、著作権者がガイドラインで禁止しているゲームのプレイ動画を無断で配信していたことが分かっているという。

 KADOKAWAは「当該男性は、2019年より長期間にわたってアニメ作品の無断アップロードを続けていたため、当社は、著作権侵害に対処している一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)と相談の上、悪質な行為であると認定し、鑑定書の提出など警察への捜査協力をしてきました」と説明。

 さらに「当社は、映像、出版、ゲームなどを手掛ける総合エンターテインメント企業として、さまざまな著作物に対する著作権侵害行為について、断固たる対応を取り、また著作権保護に対する啓発活動を推進しております。今後も利用者がコンテンツから享受する楽しみを守り、不正な行為を行う者から権利およびクリエイターをはじめとする権利者の経済的利益を保護するとともに、国際的に評価の高い日本のコンテンツを創出する環境や産業としての競争力を維持・強化し、文化の普及と発展に持続的に貢献してまいります」とした。

 CODAも18日に「ガイドライン違反の『ゲームプレイ動画』アップローダーを逮捕」と題して、男性の逮捕を報告した。「男性は、2022年、(株)ニトロプラスらが著作権を有するゲーム『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』がガイドラインで禁止しているゲームのプレイ動画(エンディングを含む1時間程度のもの)をYouTubeにアップロードし、広告収益を得ていました。また男性は、(株)KADOKAWAらが著作権を有するアニメ『シュタインズ・ゲート』、東宝(株)らが著作権を有するアニメ『SPY×FAMILY』の動画について、それぞれ権利者に無断で編集し、字幕やナレーションを付けたいわゆる『ファストコンテンツ』もアップロードしていました」と報告した。

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