漫画『HUNTER×HUNTER』（ハンター×ハンター）の新作舞台「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」が12日、東京・銀河劇場で開幕。主人公・ゴン役の俳優の大友至恩（15）らが、初日会見にて意気込みを語った。

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　『HUNTER×HUNTER』は1998年より『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画で、父に会うため、父と同じハンターを目指すべく過酷な試練に立ち向かう主人公・ゴンと、仲間となるキルアたちと旅に出る冒険ファンタジー。コミックスのシリーズ累計発行部数は8400万部を突破しており、1999年と2011年にアニメ化がされている。

　今回の舞台では、ゴンが仲間となるキルア・クラピカ・レオリオに出会い、ハンターになるための過酷な試験に立ち向かう＜ハンター試験編＞と、イルミによって家に連れ戻されたキルアをゴン達が助けに行く＜ゾルディック家編＞が描かれる。

　主人公・ゴン役はオーディションを勝ち抜いた15歳の大友、キルア役はミュージカル『テニスの王子様』越前リョーマ役などで知られる阿久津仁愛（22）、クラピカ役は小越勇輝（29）、レオリオ役は近藤頌利（29）、イルミ役は上田堪大（34）、ヒソカ役は丘山晴己（38）が担当する。

　初日を迎えるにあたり大友は「全然舞台経験がないのですが、こうしたらいいよと周りからアドバイスをいただけたところが1番うれしかった。勉強になった」とけいこを振り返り「安全に千秋楽を迎えられるように楽しくお届けできたらと思います」とにっこり。そんな大友のコメントに一同が「かわいい〜」とほほ笑む和やかな場面もあった。

　続けて小越が「ここまで作ってきてここからお客さんと共にこの世界がより良くすてきな舞台に完成していくと思いますので、最後まで全員で走ってすてきな冒険ができたらな」と意気込むと、演出担当の山崎彬氏も「冒険に出るワクワク感を客席で味わってもらえれば」と呼びかけ。近藤も「きょう、またこの日から演劇界が盛り上がっていくと実感しています」と自信に満ちあふれた表情で語った。

　同舞台は、きょう12日から28日まで天王洲銀河劇場で上演される。