お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんが、初となる個展『しずちゃんの、創造と破壊 展』開催に向け26日、都内で行われた合同取材を実施した。開催の経緯を説明し、見どころを紹介した。

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　「絵は好きで書いていたのですが、いつかできたらなと夢の話のように思っていました」というしずちゃんの背中を押したのは、ジミー大西だそう。「去年の今頃、ジミー大西さんが個展をやられていたのを見に行かせていただいて『しずちゃんも絵を書いてるやろ？やりーや。もっと追い込んでもらいーや』と。ジミー大西さんの個展のスタッフさんにきっかけを伝えてくださって」と開催への経緯を説明した。

　「初めてのことなので、自分の絵をどう見てどう感じるのかな。喜びとプレッシャーどっちもあります。これで全然ダメだったらどうなるんだろう」と不安な気持ちも見せつつ「三越の前で呼び込みをやるわけにもいかないし、今更何もできない」「今までにないペースでガーっと描いています」と覚悟を決めた様子だった。

　同展では、初期の作品から未発表の新作4点にわたる約100点を公開する。その中でも、お気に入りが「カピパラの絵」。「最初にパっとイメージが作れなくて」と苦労を重ねた力作で「いい具合のちょっとした気持ち悪さ。昔ほど気持ち悪くないんですけど、奇妙な絵になった」とアピール。「動物と触れ合うところに行って、かわいいなと思ったので」と制作のきっかけを明かし、「旦那さんに似てるなって思って、雰囲気が」とほほ笑んだ。

　個展は、5月3日から15日まで東京・銀座三越で開催される。会期中には、サイン会や相方・山里亮太を迎えたトークショーのほか、若干枚の販売も行う。