『第27回手塚治虫文化賞』(朝日新聞社主催)の各賞が25日、発表された。年間のベスト作品となる「マンガ大賞」は、入江喜和氏が『ゆりあ先生の赤い糸』 (講談社)で受賞。「特別賞」には、27年ぶりに新作を発表した楳図かずお氏が選ばれた。
同賞は、日本の漫画文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫さん(※塚は旧字体)の業績を記念し、手塚氏の志を継いで漫画文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。「マンガ大賞」「新生賞」「短編賞」「特別賞」の4賞がある。
贈呈式は6月8日に東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催。特別賞の楳図氏と、楳図氏をリスペクトする芸人で新刊『マンガ ぼけ日和(びより)』を発表した漫画家の矢部太郎選考委員が登場する。
■『第27回手塚治虫文化賞』
・マンガ大賞(年間のベスト作品)
『ゆりあ先生の赤い糸』 (講談社)入江喜和(いりえ・きわ)
・新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)
ガンプ『断腸亭にちじょう』(小学館)でガン闘病を巧みな筆致で詩情的に表現した独自性に対して
・短編賞 (短編、4コマ、1コマなどで優れた成果をあげた作品・作者)
やまじえびね『女の子がいる場所は』(KADOKAWA)に対して
・特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)
楳図かずお (うめず・かずお)
ホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、27年ぶりに発表した新作に対して
※いずれも敬称略
同賞は、日本の漫画文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫さん(※塚は旧字体)の業績を記念し、手塚氏の志を継いで漫画文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。「マンガ大賞」「新生賞」「短編賞」「特別賞」の4賞がある。
贈呈式は6月8日に東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催。特別賞の楳図氏と、楳図氏をリスペクトする芸人で新刊『マンガ ぼけ日和(びより)』を発表した漫画家の矢部太郎選考委員が登場する。
■『第27回手塚治虫文化賞』
・マンガ大賞(年間のベスト作品)
『ゆりあ先生の赤い糸』 (講談社)入江喜和(いりえ・きわ)
・新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)
ガンプ『断腸亭にちじょう』(小学館)でガン闘病を巧みな筆致で詩情的に表現した独自性に対して
・短編賞 (短編、4コマ、1コマなどで優れた成果をあげた作品・作者)
やまじえびね『女の子がいる場所は』(KADOKAWA)に対して
・特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)
楳図かずお (うめず・かずお)
ホラー、SF、ギャグと幅広い分野でのマンガ文化への貢献と、27年ぶりに発表した新作に対して
※いずれも敬称略

2023/04/25