アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が18日、都内で行われた『u pink（ユーピンク）』ブランド発表会のセミナー後に囲み取材に参加した。自身念願のプロデュースしたコスメブランドがきょう18日に本格的に全国で発売。1年以上開発に時間をかけたという柏木は「ブランド立ち上げるにあたって、化粧品検定の1級を取るときの勉強が…何十年も勉強していなかったので大変ではありました」と苦笑した。

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「もともとAKBは人数が多く基本仕事では自分でメイクをしていて。そのなかでメイクや化粧品が大好きだったので、いつかは自分のブランドを、と思っていた。やっと、というか、叶うと思ってなかったくらいの夢」と声を弾ませ「やっと届けることができて、自分の子供を出すような気持ちになっています」と喜びを爆発させる。

　化粧品検定は昨年の夏に取得。「高校以降まったく勉強してなかった。大人になって勉強したのは初めて。受けると決めたのは試験の3ヶ月前くらい。休みの日とか、カフェとか行って邪魔にならない程度に勉強したり、グループの活動の合間、近くになってきてから家で遅くまでやったり…後半はギリギリでかなり詰め込みました」と忙しいスケジュールを塗って見事、一発合格した。

　資格を取得したことで「どれだけ好きでもわからないことや知識があって、成分とか割と理科の授業に近い。商品をみなさんにオススメするときに、こういう言葉を使うとか、こういう言い方はできるとか良くないとか勉強できたので、本当によかったです」と十分に役立ったよう。「落ちちゃったら、こっち（コスメ）の発売が決まってて、資格がないまま発売になっちゃうので、絶対合格しないとだめだったので（笑）」と裏側も明かした。

　「見ただけでテンションがあがるようにお届けしたい」とこだわった商品はアイシャドウ、チーク、リップの3つ。「何色持っていても飽きないもの。まずはこの3つ。1個ずつ、丁寧に時間をかけてこれが自信作というものを一つずつ出そうと思いました」と“我が子”の完成に胸を張っていた。