アイドルグループ・HKT48の豊永阿紀が13日、東京・SHIBUYA TSUTAYAにて開催された、自身初のアートブック『HKT48 豊永阿紀1st ART BOOK「to 4 seasons」』の発売記念イベントに参加した。イベント開始前には報道陣の取材にも応じ、「たくさんの方に愛していただけるような1冊になった」と誇った。

【写真】その他の写真を見る

　フィルムカメラを使いこなし、Web連載などでも写真を披露している豊永。『HKT48 豊永阿紀1st ART BOOK「to 4 seasons」』は、自らのプロデュースでHKT48のメンバーを撮影した写真や、自身の撮り下ろしカットに加え、カメラを教わった実父との対談、プロのカメラマンからデジタルカメラの使い方を教わる特別企画など、“アイドル兼フォトグラファー”としての魅力を凝縮させた1冊となる。

　豊永は「自分が撮りたい写真を、たくさんの方に力を借りてかなえていただいたという感じでした」と喜び、被写体となったメンバーについても「みんな想像以上だった」と語る。特に印象的だったメンバーには生野莉奈を挙げ、「今回撮らせていただいた中で一番の後輩で、普段からあまり話す機会も作れていなかったんですが、撮影中に自然と笑ってくれてうれしかったです」と振り返った。

　撮影中にはトラブルにも見舞われたといい、「フィルムのかみ合わせが悪くて、まったく撮れていなかったときには焦りました」と心境を明かすも、「同行していただいていたスタッフさんたちが撮影場所を全部覚えていてくれて、『ここで撮っていたよ。あそこでも…』と教えてくれたおかげで、無事に撮り直すことができました」と安堵した表情も見せた。

　メンバーからの反応は「ちょうど劇場公演の日に刷り上がってきたので、被写体になってくれたメンバー以外からも感想をもらえた」といい、「特に伊藤優絵瑠ちゃんの写真が好評で、『今まで見たことのない優絵瑠が写っているね』と大盛り上がりでした」とうれしそうに振り返った。