人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一が10日、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』開幕記念会見に、共演の北山宏光（Kis-My-Ft2）、佐藤勝利（Sexy Zone）、ふぉ〜ゆ〜（越岡裕貴、松崎祐介）、中村麗乃、島田歌穂、前田美波里とともに参加した。

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　光一が作・構成・演出・主演を手掛ける『Endless SHOCK』と本編の3年後を舞台にしたスピンオフ『Endless SHOCK-Eternal-』を今年は2作連続上演。ライバル役を佐藤、オーナー役を前田が務める公演を5月4日まで、その後7日から31日までライバル役を北山、オーナー役を島田が務める。

　2020年2月にコロナウイルスの影響で中断となって以来、ニューノーマルな状況下にあわせて生まれた『Eternal』。殺陣をストップモーションや映像を使用し、舞台セットもシンプルに。昨年9・10月の博多座で2年半ぶりとなる『Endless SHOCK』上演を経て、このほど帝劇での『Endless SHOCK』本編上演は3年ぶりとなる。（昨年はインターネット配信用に本編映像も制作）

　「先日、本編のゲネプロを終えて昨日本編の幕を開けて、きょう『Eternal』の最終通し稽古をして幕があがる…なんだかいつものリズムではなく、みなさんがこの作品をよくしようという思いのなか突き進んでくれる士気の高いなかでやれるのは僕としてもうれしいこと。こうしてお客様の前で演じられることが幸せなこと。いつも通り一つ一つの公演を大事にしていきたい」と2作品連続上演という異例の試みに意気込み。

　ゲネプロでは、客席上空を光一が華麗に舞うフライングも実施した。「お客さまの方が気を遣ってくれて。緩和されたといえ、マスクをしてくださっているので安心してやることができる。博多座のフライングはダイナミックなんですけどセットも機構も、本拠地という言い方は申し訳ないですがここでずっとやってきた。ここで合わせてきたもの。ああ、この感覚だな、というのはありました」とかみしめる。

　冒頭には英語のアナウンスな演出にもこだわり、光一は「舞台であるニューヨークの設定の雰囲気を感じてもらって。『SHOCK』はお客さまも含めて劇中劇のショーを観てもらっているお客さんも出演者の一部という感覚になってほしい」と意図を明かすと「みなさん一人ひとりが出演者ですので、チケットの転売はやめていただきたいです（笑）」と冗談めかしつつ訴えていた。