青山剛昌の漫画原作のアニメ『名探偵コナン』の映画シリーズ第26弾『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』(4月14日公開)の完成披露試写会が4日、都内で開催され、レギュラー声優9人とゲスト声優の沢村一樹が登壇した。灰原哀役の林原めぐみと黒ずくめの組織のメンバーである、ジン役の堀之紀、ウォッカ役の立木文彦、ベルモット役の小山茉美がそろって『名探偵コナン』の舞台あいさつイベントに登壇するのは、同作史上初めて。キャラクターボイスでの応酬に、歓声とため息の入り交じった感嘆が客席から上がった。
江戸川コナン(CV:高山みなみ)が「完成披露試写会、開演」を告げると、コナン役の高山、毛利蘭役の山崎和佳奈、毛利小五郎役の小山力也、灰原愛役の林原、赤井秀一役の池田秀一、パシフィック・ブイの局長・牧野洋輔役の沢村らが登場。続いて、バーボン/降谷零/安室透役の古谷徹、堀、立木、小山が幕の向こうにシルエットで登場する演出。堀が「会いたかったぜ、シェリー」のせりふを言った瞬間、ファンのボルテージは最初のピークを迎えた。
高山は「ワーとかキャーとか声が聞えてきて、ちょっとうれしい。もれちゃう声は仕方ない!」とコロナ禍の制限緩和を喜び、総勢11人(着ぐるみ含む)の登壇者に「盆と正月が一緒に来たみたい。これだけの人数も初めて。すごく興奮します」と話した。
初登壇の黒ずくめの組織のメンバーの中でもひときわ大きな歓声がわきあがったのが、ベルモット役の小山のあいさつ時。名せりふ「A secret makes a woman woman...(女は秘密を着飾って美しくなるのよ…)」を生披露し、ファンを喜ばせた。「ベルモットがテレビシリーズには登場したのが23年前。数年に一度あるかないかの出番で、毎回秘密めいているので、いまだに(『名探偵コナン』のことを)よくわかってない」とどきまぎしている小山に、古谷が「この会場にいるのはガチなコナンファンなので(小山より)数段、知っていると思います」とフォローし、笑いを誘う場面もあった。
登壇時から「マイクを握る手がヌルヌル」と緊張していることを訴えていた沢村は、レギュラー声優陣たちのクロストークを聞いて、「アフレコは僕一人でやったんですが、それでよかったと思いました。改めてこの声を現場で聞いていたら、ますます緊張して仕事にならなかった。今も無意識のうちに犯人の名前を言いそうです」と口走り、“落ち着いて!”と言わんばかりのコナンくん(着ぐるみ)になだめられる場面も。さらに、沢村は「台本を読んだ時、アフレコをした時、そして試写を観た時、その時々でドキドキしたし、試写の時が一番泣けたし、キュンキュンすると思います。お楽しみに!」と、呼びかけていた。最後は高山がコナンの声で「真実はいつもひとつ!」のコールで締めくくった。
同映画は、東京・八丈島近海に建設された世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、とある“新技術”を巡りコナン、そして灰原哀に黒い影が忍び寄る…。ついに、宿敵・黒ずくめの組織に灰原の正体=シェリー/宮野志保であるとバレてしまうのか!? シリーズの核心に迫る物語に注目が集まっている。
江戸川コナン(CV:高山みなみ)が「完成披露試写会、開演」を告げると、コナン役の高山、毛利蘭役の山崎和佳奈、毛利小五郎役の小山力也、灰原愛役の林原、赤井秀一役の池田秀一、パシフィック・ブイの局長・牧野洋輔役の沢村らが登場。続いて、バーボン/降谷零/安室透役の古谷徹、堀、立木、小山が幕の向こうにシルエットで登場する演出。堀が「会いたかったぜ、シェリー」のせりふを言った瞬間、ファンのボルテージは最初のピークを迎えた。
高山は「ワーとかキャーとか声が聞えてきて、ちょっとうれしい。もれちゃう声は仕方ない!」とコロナ禍の制限緩和を喜び、総勢11人(着ぐるみ含む)の登壇者に「盆と正月が一緒に来たみたい。これだけの人数も初めて。すごく興奮します」と話した。
初登壇の黒ずくめの組織のメンバーの中でもひときわ大きな歓声がわきあがったのが、ベルモット役の小山のあいさつ時。名せりふ「A secret makes a woman woman...(女は秘密を着飾って美しくなるのよ…)」を生披露し、ファンを喜ばせた。「ベルモットがテレビシリーズには登場したのが23年前。数年に一度あるかないかの出番で、毎回秘密めいているので、いまだに(『名探偵コナン』のことを)よくわかってない」とどきまぎしている小山に、古谷が「この会場にいるのはガチなコナンファンなので(小山より)数段、知っていると思います」とフォローし、笑いを誘う場面もあった。
登壇時から「マイクを握る手がヌルヌル」と緊張していることを訴えていた沢村は、レギュラー声優陣たちのクロストークを聞いて、「アフレコは僕一人でやったんですが、それでよかったと思いました。改めてこの声を現場で聞いていたら、ますます緊張して仕事にならなかった。今も無意識のうちに犯人の名前を言いそうです」と口走り、“落ち着いて!”と言わんばかりのコナンくん(着ぐるみ)になだめられる場面も。さらに、沢村は「台本を読んだ時、アフレコをした時、そして試写を観た時、その時々でドキドキしたし、試写の時が一番泣けたし、キュンキュンすると思います。お楽しみに!」と、呼びかけていた。最後は高山がコナンの声で「真実はいつもひとつ!」のコールで締めくくった。
同映画は、東京・八丈島近海に建設された世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、とある“新技術”を巡りコナン、そして灰原哀に黒い影が忍び寄る…。ついに、宿敵・黒ずくめの組織に灰原の正体=シェリー/宮野志保であるとバレてしまうのか!? シリーズの核心に迫る物語に注目が集まっている。
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2023/04/04