騎手の今村聖奈(19)、坂井瑠星(25)が30日、都内で行われたコーエーテクモゲームスの競馬シュミレーションゲーム『Winning Post 10』の完成発表会にゲストとして登場した。 今村は、昨年のCBC賞をテイエムスパーダで重賞初騎乗初勝利するなど51勝を挙げ、2022年度JRA賞で最多勝利新人騎手に輝いた。坂井も、昨年の秋華賞をスタニングローズで勝利し、今年もレモンポップでフェブラリーステークスを制した。『Winning Post 10』に坂井は実名で登場するが、今村は間に合わずだった。発表会で山口英久プロデューサーは「70年代から始まるストーリーで長く遊ぶゲーム。出ているジョッキーの方も長く活躍を継続されている方や名馬の主戦騎手だった方を中心に。とは言いながら今村騎手の昨年の活躍はわかっている」と口惜しい気持ちを明かしていた。 イベントに登場するにあたり、もし『Winning Post 10』に今村が登場するなら、というビジュアルが特別に作られた。画像が公開されると今村は「めちゃくちゃ似てると思います。競馬の時の髪の毛のボサボサ具合も。目とかまゆげ、口元も特徴をスゴくつかんでもらっているな」と笑顔を見せた。山口プロデューサーは「ここまで作ったので、もう発売しちゃっているんですけど今回は特別に『Winning Post 10』にアップデートで登場いただくことになりました」とアップデートで登場することを約束。ゲームに登場することになった今村は「スゴく不思議な感覚です」と朗らかに語っていた。 きょう30日に発売となった『Winning Post 10』は、シリーズ30周年記念作品。競走馬の3Dモデルを刷新し、サラブレッドの美しさ・力強さをよりリアルに再現している。また、競走馬の内面的な個性を“ウマーソナリティ”(ウマ+パーソナリティ)として表現。性格に由来するものだけでなく、好き・嫌い、得意・苦手など、馬の内面を個性豊かに表現している。