ハロー！プロジェクト所属の10人組アイドルグループ・アンジュルムの竹内朱莉が14日、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて、最新アルバム『BIG LOVE』（22日発売）の発売記念イベントを2部制で開催。2019年発売の『輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future』以来、約4年ぶりのフルアルバムとあって、会場には2公演合わせて約2000人が来場した。

【写真】その他の写真を見る

　トークコーナーでは、同作の初回生産限定盤Aに付属するブックレットの写真の一部が披露され、竹内朱莉はジャケットで使用されている「愛」の文字以外にも、「ブックレットの写真にメンバーそれぞれをイメージした漢字一文字を書いた」と告白し、「それぞれに何という漢字が書かれているかは、ブックレットをご覧ください！」とアピールした。

　メンバー同士の愛を確かめ合う「メンバーBIG LOVE」のコーナーでは、代表で選ばれたメンバーが抽選で決めたテーマに回答し、その答えをほかのメンバーが当てるという企画を実施。最初に選ばれた為永幸音は「アルバムの新曲の中で一番好きな曲は？」というお題を引き、「23時のペルソナ」と回答してメンバーも見事に正解した。

　上國料萌衣が引いた「メンバーといて“BIG LOVE”を一番感じるときは？」という質問でも、本人とメンバーがそれぞれ「ライブ」と答えて2連続の正解に。しかし、佐々木莉佳子の「アルバムに収録されている楽曲の中で一番印象深いMVは？」というお題では、佐々木が「SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編」、メンバーが「愛すべきべき Human Life」と解答。全問正解とはならなかったが、メンバー同士の愛の深さを感じさせるコーナーとなった。

　イベント終盤に行われた「愛のある抽選会」は、竹内直筆の「愛」の字が書かれた色紙が当たるというもので、上國料の「この書に値段をつけるなら？」という問いに、竹内は「30万！」と即答した。そんな書を見事に当てたファンに対し、竹内は「ペンライトで推しのメンバーの色を振って」とリクエストするが、当選者は上國料のアクアブルーを振り、会場は笑いに包まれた。

　ミニライブでは、初披露となった「Survive〜生きてく為に夢を見んだ」「Sister Sister」を含む6曲をパフォーマンス。アルバム収録曲以外に披露されたのは、「愛・魔性」「愛されルートA or B？」「46億年LOVE」「愛すべきべき Human Life」で、いずれもタイトルに「愛」がつく楽曲が選ばれていた。

　ライブ中のMCでは、今後解禁になる声出しライブに向けて、「こういうコールをしてほしい！」という話題も。コロナ禍以降に加入したメンバーは、それぞれ自身の希望するコール名を伝えた。

　最年少の松本わかなは、「わかな」と「わかにゃ」で悩んでいると告白。ファンの拍手の大きさによる投票を行った結果、「わかにゃ」に決定し、笑顔を見せていた。また、為永は「しおん」、川名凜は「ケロちゃん」、平山遊季は「ペイペイ」と、それぞれのコール名をファンにアピールした。

　さらにメンバーは、アルバムに収録されているユニット曲の聴きどころにも言及。佐々木、上國料、川名が歌う「Top!」について、上國料は「タイトル通り、Top！って感じです！」と印象を語り、伊勢鈴蘭、橋迫鈴、松本による「まぁ、いっか！」について、伊勢は「可愛い感じ。何事も、『まぁ、いっか！』って思えてくる曲」といい、竹内、川村文乃、為永、平山の「根っからプレイボーイ」について、川村は「大人っぽい曲です。為永幸音ちゃんに注目！」と伝えた。

■アンジュルム『NEWアルバム「BIG LOVE」発売記念＜スペシャルイベント＆お見送り会』セットリスト
01. 愛・魔性
02. 愛されルート A or B
03. Survive 〜生きてく為に夢を見んだ
04. Sister Sister
05. 46億年 LOVE
06. 愛すべきべき Human Life