俳優の寺田心（14）が13日、都内で行われた映画『シャザム！〜神々の怒り〜』（17日公開）の“神”アートお披露目イベントに登壇した。

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　作品にちなみ、寺田はタキシードにサングラスを合わせ、オールバックで決めた大人っぽスタイルで登場。レッドカーペットを敷いた、らせん階段を下りながら、報道陣に笑顔で手を振る余裕たっぷりな姿を見せた。

　そして、舞台上の立ち位置につくと「誰だと思いますか？」と含み笑いをしつつ、「寺田心です」といつもより低音ボイスであいさつ。ボイスチェンジャーを通して、通常より低い声になっており、「声がちょっと低くなっていたと思います」と照れ笑いを浮かべた。

　声が戻った寺田は、自身が“大人”になったと感じる瞬間について「2つあって」と話し出した。まず、「体の健康への気遣い。あとは“黄昏る”という。朝、学校に1番乗りで行って四季の中で風を感じると、ああ大人になったなと」と“大人すぎる”実感を語り、報道陣を驚かせた。

　そんな寺田は、将来の目標やビジョンもしっかりと見据えている。日本時間のきょう13日にアメリカで開催されている、世界最高峰の映画の祭典『第95回アカデミー賞授賞式』に触れ「すごく取ってみたいです。なので、今は、ひとつひとつのお仕事に向き合って頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

　今作は、見た目は大人で最強なのに、中身は子どもの逃げ腰ヒーローと、神々との闘いを描く最強バトル・アドベンチャーとなっている。

　イベントには、声優で歌手の平野綾（35）も出席。水墨画アーティストの西元氏による“神アート”がお披露目された。寺田と平野が、シャザムの胸にシンボルマークを入れ、作品が完成した。

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