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『ジャンプ』初、体験型推理ゲーム漫画掲載 WEBサイト使用でプレイ1時間半 作画は宇佐崎しろ

 20日発売の『週刊少年ジャンプ』16号(集英社)に、マーダーミステリーを体験できる読切漫画『キミと青いヨルの』(作画:宇佐崎しろ 原作:きださおり)が掲載されることが決定した。集英社によると、「週刊少年漫画誌にマーダーミステリーの漫画作品が掲載されるのは、今回が初めてです」と説明した。

ジャンプに掲載された読切漫画『キミと青いヨルの』予告イラスト (C)宇佐崎しろ/集英社

ジャンプに掲載された読切漫画『キミと青いヨルの』予告イラスト (C)宇佐崎しろ/集英社

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 「マーダーミステリー」とは、複数人が集まって用意されたシナリオの登場人物になりきり、ロールプレイしながらスリリングな推理を楽しむ体験型推理ゲーム。中国で爆発的な人気を誇り、日本でもマーダーミステリーが楽しめる専門店が登場、マーダーミステリーを題材としたドラマや舞台が制作されるなど近年注目を集めている。

 『キミと青いヨルに』は、読者自身が物語の登場人物になりきって楽しむ、4人用のマーダーミステリー(プレイ時間:約1時間半)。ゲームの進行には、初めてマーダーミステリーに触れる方でも遊べるよう今回の読み切り用にデザインされた特設WEBサイトを使用している。

 物語は、謎めいた女子高生・綱元梨乃が失踪した3週間後、4人のクラスメイトがこっそり夜の学校に集まるところからスタート。読者はこの4人の高校生になりきり、漫画の中で描かれる「梨乃失踪事件」の真相解明に挑戦。4人の中には、事件の犯人が隠れている。シナリオを進めるごとに順次公開される手がかりを用いて議論を行いながら、犯人役はあたかも犯人ではないように振る舞い、残りの3人は誰が犯人なのかを探し当てていく。

 そして、漫画を読みながら、その続きをWEBサイトで体験し、読者の手でこの物語に隠された真実を明らかにしていく内容になっている。

 美麗なタッチで人気の漫画家・イラストレーター宇佐崎しろ氏が作画を、リアル脱出ゲームやイマーシブ・シアターの企画やプロデュースで著名なきださおり氏が初めて漫画原作を担当している。

 さらにゲーム制作は『キルタイム・キラーズ 絶泉館の殺人』のゲームデザインを手がけた篠田築氏(goonie cafe)、ネーム構成を『天神-TENJIN-』(「少年ジャンプ+」にて連載、全14巻)の構成を手掛けた田岡宗晃氏がつとめるなど、豪華コラボレーションにて制作されており、「週刊少年ジャンプ」史上初の試みになっている。

■原作担当:きださおり(SCRAP)氏コメント
『漫画からはじまる“あなた“の物語』どんなストーリーだったら楽しんでもらえるかなと、遊んでくれるみなさんを想像しながら原作をつとめさせていただきました。宇佐崎しろ先生が描く梨乃ちゃんの瞳に吸い込まれながら、みなさんだけの体験を楽しんでみてくださ
い!

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