俳優・のん(29)が9日、都内で行われた『ふくしま12市町村 移住PRイベント』に登場。2016年から“のん”に改名し、創作あーちすととしても活動するなか、感じるようになった変化を明かした。 のんは、「改名してから音楽やアートや映画など、自分で作ったものを発表するということをやり続けている。俳優の仕事だけをしていたときは、作品や役を伝えることはできていたんですが、今は自分自身のメッセージを伝えることも作品を届ける上で重要だと思っています。自分がどう感じたかということを大事に話すようになりました」と語った。 福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営する「ふくしま12市町村移住支援センター」は、11日に東日本大震災から13年目を迎えるのを前に「ふくしま12市町村」の現状と移住の魅力を広く伝えるため、Youtubeチャンネル「のんやろが!ちゃんねる」とコラボし、のんが現地取材した動画を制作した。 のんは「『ふくしま12市町村』の魅力が伝わる動画になっている」とアピール。魅力を一言で表すなら「好きを包んでくれる場所」と話し、「みんさん優しくて、ダメなことはダメと教えてくれたりとか、一緒に生きようとしてくれて、自分の好きを受け止めてくれるような包容力がある場所なんだなと思いました」と声を弾ませていた。