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がん闘病中の小倉智昭、薬効いて喜びも…「病院も思ってなかった」急激な副作用で入院していた

 がん闘病を明らかにしているフリーアナウンサー・小倉智昭(75)が、21日放送の文化放送『くにまる食堂』(月〜金 前11:00)に出演し、現状を包み隠すことなく明かした。

21日放送の『くにまる食堂』に出演した小倉智昭(左) (C)文化放送

21日放送の『くにまる食堂』に出演した小倉智昭(左) (C)文化放送

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 番組パーソナリティー・野村邦丸とのトークで、小倉は「肺に転移していた左右にあったがんが消えて免疫チェックポイント阻害薬がものすごく効果があって医者も『本当に小倉さんに合いましたね』って喜んでたの。そこから急激に副作用でおかしくなるとは病院も思ってなかった」と語った。

 その状況について「この薬の副作用がここまで出て入院したケースっていうのは、その大学病院でも初めてで、いろんな先生が来るわけよ。腎臓だ、糖尿だ、泌尿器科だ、皮膚科だって。それから脳の先生も来て1週間にわたって、ありとあらゆる検査をやったわけですよ」と説明。

 さらに「元はといえば、その薬の影響で腎臓の数値が下がったんだけど、投薬前はアウトな数字で、すぐに人工透析しなきゃいけない数値だったらしいの。その数値を何とか元に戻さなきゃいけないんだけど、腎臓と膵臓ってお互いに影響を及ぼし合うみたいで、僕、糖尿があるでしょう」と持病にふれ、「糖尿のためには血糖値を下げなきゃいけないんだけど、腎臓の機能を回復させるためにはステロイドホルモンの投与が一番いいわけ。ステロイドの薬を最初は大量に投与しなきゃダメなの。それを少しずつ減らしていって腎機能を回復させていくんだけど、ステロイドを投与すると血糖値がグーンって上がるの」と解説した。

 野村が「1つ良くなれば、1つ悪くなるんだ」と向けると、小倉は「そう。それまで僕ね、血糖値が高いっていってもコントロールがうまくいってたから高くても200数十だったの。病院の食事っておかゆだったり大したもの食えないじゃない」といい、「それなのに血糖値が500とか600になっちゃう。この薬はがんには効くかもしれないけど、一方で副作用がある。まだ使ってる人が少ないから、そういうことになったんだと思いますよ。だから腎機能が完全に回復してないから塩分ダメなんだけど、秋田県人としては、しょっぺーもの食べたいわけよ…」と語った。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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