不良漫画『疾風伝説 特攻の拓』が、復刻版となって20日に発売されたことを記念して、東京・渋谷で広告ジャック企画が実施された。

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　タイトルは「不良魂は“時代”を超えて受け継がれる。」。『東京卍リベンジャーズ』とのコラボで、2つの漫画の中から共通の“不良魂”を持ったキャラクターたちを取り上げた企画になっている。

　『東京卍リベンジャーズ』作者である和久井健氏が漫画家を目指したきっかけは、かつて読んだ『疾風伝説 特攻の拓』だったことから実現。『東京卍リベンジャーズ』には『疾風伝説　特攻の拓』から受け継ぐ“不良魂”があり、時代が変わっても変わることのないアツい魂を広告で見ることができる。

　全12種のポスターを渋谷の街中27ヶ所に計271枚掲出。広告にも記載している、両作者による“継承コメント”は下記の通り。

■〈『疾風伝説 特攻の拓』原作 佐木飛朗斗氏〉
健の作品は熱い。中でもこの『東京卍リベンジャーズ』は臨界点に在（ルビ：あ）る作品であると感じます。時代の精神が変転してゆこうとも、この国で熱い不良少年の群像を描き切れるのは和久井健であると確信しています。

■〈『疾風伝説 特攻の拓』 漫画 所十三氏〉
日本の少年漫画に連綿と受け継がれるもの……拓ちゃんも受け継いだ「法を超越した正義と美学」が時代を超えタケミっちにも確実に手渡されてることに老漫画家の胸は熱くなるわけですよ。

■〈『東京卍リベンジャーズ』 作者 和久井健氏〉
『疾風伝説 特攻の拓』はコミックが擦り切れるまで読んだ、自分の世代の青春です。拓ちゃんの優しさに泣いて、マー坊のカリスマに魅せられ、武丸の狂気に震えました。東京卍會やマイキーたちの憧れて魅せられた時代そのもの。同じ週マガで不良の時代を脈々と受け継げたことは僕の誇りです！