俳優の砂川脩弥（28）が10日、都内で行われた舞台『玉蜻（たまかぎる）〜新説・八犬伝』初日会見に出席した。

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　犬川荘助を演じる砂川は、「殺陣と荘助の気持ちになったら自分はどうなんだろうというのを感じてもらえたら面白いのでは」とアピール。初日を迎えて「僕の持てる力をすべてもって公演に臨みたい」と意気込んだ。

　今作は、巨大なセットを用いた壮大な演出が光る。砂川は「僕はあまり関わっていないんですが、動かしてくれるアンサンブルのみなさんとやダンサーさん、キャストの方もすごいなって」と感謝。北村諒は「（大きくてけいこ場には置けないので）今、初めて見て。想定していたのよりでかいなって。お客さまにもワクワクしてもらえるのでは」と魅力を伝えた。

　けいこ場での様子を振り返っていると、監督が「脩弥くんが、ものすごくクールなたたずまいなんですけど、おとぼけているところがあって」と暴露。「いるべきところにいないことがあって」と明かされた砂川は、恥ずかしそうに顔を赤らめていた。

　同作は、DisGOONie（ディスグーニー）の主宰で演出家の西田大輔氏による、室町時代をテーマに描かれた滝沢馬琴の長編小説『南総里見八犬伝』を新たな解釈により舞台化した完全新作。きょう10日から19日まで東京・EXシアター六本木、25日から2日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演する。

　会見には、崎山つばさ（33）、アイドルグループ・METAMUSEの藍染カレン（25）、俳優の糸川耀士郎（29）、田中良子（36）、谷口賢志（45）、萩野崇（49）、作・演出担当の西田大輔氏も出席した。