人気グループ・ジャニーズWESTが10日、大阪の「あべのハルカス」で、同所の新CM発表会に出席した。地上約300メートルのハルカス300（展望台）に、この日、重岡大毅、桐山照史、中間淳太、藤井流星が登場。来場がかなわなかった神山智洋、濱田崇裕（※濱は旧字体）、小瀧望も、装飾の柱巻きビジュアルとなり、メンバー7人がそろった。

【写真】その他の写真を見る

　ジャニーズWESTは、あべのハルカスの開業と同じ2014年にデビューし、ヘリポートでデビュー会見を行った。桐山が「同期、メンバーみたいな感覚」というなど、眼下を見渡しながら、笑顔が弾けた。重岡は「大阪に来たらハルカスが見える。自分がここにおんねんなと。ホームですから、安心する場所です」と語った。

　デビュー当時を振り返り、中間は「まだできたてホヤホヤの時でしたもんね。エレベーターにはダンボールが置いてあったり、新品の香りしかしなかった。（9年経って）人間の香りがするのが感慨深い」としみじみ。さらに、「きょうで僕、ジャニーズ事務所に入所して20年なんです。個人のことで申し訳ないけれど、節目をあべのハルカスとともに迎えられているのがうれしい」と感謝を込めた。

　あべのハルカス愛をかけた○×クイズでは、“クイズ王”中間が本領を発揮。「あべのハルカスの名前の由来は“春がすみ”である。○か×か？」という問題には、冷静な分析から「×」で正解し、「天王寺動物園の動物に“ハルカス”がいる。○か×か？」も余裕。

　しかし、難問が待ち受けた。「あべのハルカスに郵便番号は3つある。○か×か？」というもの。答えは「×」で、「61個あります」と驚きの説明がされた。藤井が「どういう決まりで分かれてるの？」と聞くと、階数ごとに下2桁が異なり、階数不明なものもあわせて全61個になるという。これには中間も参った様子で「へーッ！おもしろい！」と感嘆しきり。優勝は藤井に逆転でさらわれたが、充実に笑みをのぞかせていた。

　新CM「動きだす！輝かす！あべのハルカス」篇は、あす11日から関西地区で放送。アフターコロナに向けて、あべのハルカスがまず「動きだす」様子を描写。書き下ろしの新曲「ハルカナレ」にあわせ、7色の光をまとったメンバー7人が、デビュー会見の地・あべのハルカスのヘリポートに降り立ち、さっそうと館内へ駆け出し、プライベートのようにリラックスして楽しむ。