人気グループ・A.B.C-Zの塚田僚一が17日、東京・シアター1010で上演される舞台『風が強く吹いている』プレスコール前囲み取材に参加した。塚田といえばボディビル大会や『SASUKE』に出場するなど筋肉キャラでおなじみだが今回は、駅伝ランナーの役作りで肉体改造を行ったことを明かした。

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　今作は三浦しをん氏の原作小説を舞台化。箱根駅伝を目指す大学生たちの青春を描く。塚田は「去年の11月にボディビルの一種の大会に出たり、体を使う番組が年末にあって、今はランナーの筋肉に仕上げました」と、腕は細く足はがっちりとした美しい筋肉を披露した。

　共演の西村菜那子が「ビジュアル撮影のときムキムキでした」というほど、けいこ前は仕上がっていたそうだが、筋肉を落とすため主な取り組みとして「大会の時比べたらタンパク質をとらない。食事はとらないと、けいこもあるのでもたないんですけど、筋肉のもとはタンパク質。動物性のお肉はハリがでてしまうのでお魚のタンパク質をとるようにしていました」と紹介。12月に出演した舞台『ジャニーズ伝説』では、「本番で使う分だけのエネルギーの食事」を心がけ、干しいもやサバ缶詰をとっていたそう。　

　取材にはチームメイトを演じる矢部昌暉（DISH//）、冨岡健翔（ジャニーズJr.）も参加。富岡は「『ジャニーズ伝説』がまだ終わっていない段階で僕らはけいこが始まっていたので、あと1週間くらい残ってるくらいで始まったので、年末ちょっとと10日ちょっとのけいこ期間ではあったんですけど、短期間を感じさせないほど濃密」と座長・塚田との日々を回想。「能動的に動く主人公なので、本当にセリフが多い。僕ら他の役者からみても大変だな、と見ていた。頑張って支えて応援するしかない」と尊敬の眼差しを向けた。

　実は高校の同級生だという西村と矢部をはじめ和気あいあいとしたムードのキャストたち。「初めての方が多いんですけどチームプレイを感じていてそういった関係性を感じます」という塚田は、「新しいグループ組みたいくらい。『風つよ11（イレブン）』を結成したい。（矢部は）アーティストでもありますし」とチラリ。「アクロバットを練習しなきゃやばい」と焦る矢部に、塚田は「歌って踊って。アクロバットして。この舞台でも走ったり走るパフォーマンスもあるので、そういう形も取り入れるユニットみたいな」と構想を明かしていた。