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『シン・エヴァ』中国版ビジュアルで盗用 現地の制作会社が謝罪「許可を得ずに不適切に素材を使用」

 エヴァンゲリオン公式ツイッターが15日に更新され、中国で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が配信されることを記念して公開された告知ビジュアルについて、盗用があったことを現地の絵柄制作会社が認めたことを翻訳して伝えた。

『シン・エヴァ』中国版ビジュアルで盗用

『シン・エヴァ』中国版ビジュアルで盗用

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 この問題は、中国で公開された告知ビジュアルの背景が、別作品のビジュアル(ポスター)と似ていることを指摘する声がSNS上で出ていたもの。公式ツイッターでは今回、「昨日お伝えした中国でのシンエヴァ告知ビジュアルの問題に関し、現地の絵柄制作会社よりコメントが発信されました。抄訳としてお伝え申し上げます。なお、当該イラストは発表された媒体から既に削除されたとのことです」と報告。

 そして、現地の絵柄制作会社・「竹也文化」からのコメントを翻訳したものを掲載し、「本ポスター制作に関してスタジオの代表でもある黄海と、作業関係者を代表し、アーティストのNico Deiort氏と関係パートナーに心からお詫び申し上げます」と謝罪。

 経緯については「デザイン過程で、特定のアーティストから許可を得ずに不適切に素材を使用し、チーム内でのチェックの欠如など、あってはならない経緯があったことを深くお詫び申し上げます」とし、「現在、私たちはNicoご本人と連絡を取り、彼に謝罪し損失を補償することを望んでいます」と伝えた。

 最後に「『エヴァンゲリオン』ファンの皆様へも謹んでお詫び申し上げます。この度は、私たちのずさんな作業により、皆様にご迷惑をおかけいたしました。今回の不始末が、皆さんの『エヴァンゲリオン』への愛情を傷つけないことを切に願っています」と記した。

 なお、エヴァンゲリオン公式では「当該ビジュアルは中国独自の施策で、映画本編スタッフ及び株式会社カラーは制作に関与しておりません」と伝えている。

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